今日、いきなリ時間ができたので、気になってたCRF50のフロントホイールのベアリングの交換にいきなりチャレンジ。

やり方を覚えたかったので、とりあえず(笑)やってみました。



買ったのはこれだけ。
長いネジはその名の通り「長ネジ」で、裏からたたき出すときと、ベアリングを圧入するときの二回活躍してもらう予定です。




専用工具は高いので、コンクリートアンカーを使いました。

合わせて延長ボルト?と、それに差し込むボルトです。

それを



こんな感じに組み合わせます。

ちなみに今回買ったコンクリートアンカーは叩き込むタイプです。

アンカーについてるナットは延長ボルトにくっつくように締めて固定。

そうすると、まず延長ボルトをメガネレンチかまして固定。

動かすのはそれに差し込んだボルトです。

これを閉め込むことで、アンカーを叩き込む部分をプレス機で圧入するような感じでやってみました。






現状です。

問題はダストシールがあるほうなんですが・・まあやってみます。



ダストシールを外して、深さを測定。

ここは新しいのを圧入するときに浅すぎたらガタつくのでダメ、深すぎてもベアリングが動かなくなってダメっていう微妙な加減が必要です。

ネットでは「事前に感覚を確認して、同じようになるように」って書いてありますが、自信がないので数値に頼ることにしました。

さて、ぐいぐいぐいぐい・・・・しつこくしつこく締めこんで取り外しです。
実は何回か締め込みが足りずに反対側から叩いたらアンカーだけ抜けてしまいました(^^;


これは成功!
すでに半分外れてる状態です。

こんな感じでアンカーをベアリングに噛ませて、反対側から叩き出して取り外します。



ベアリングが外れたら、一緒にカラー(ディスタンスカラー)が外れました。

ベアリングに噛み込むっていうのは、こんな状態になります。

グリスはとりあえず残っていたし、さびついてるわけでもなさそうでしたが・・・




買ってきたベアリングはこれ。

純正タイプと異なります。





純正は6201LUで、片方だけシールがついてるやつ。(オレンジ色のやつ)
買ったのは6201ZZ、両方金属のシールがついてます。(銀色のやつ)

これにしたのは、コーナンにこれしかなかったから^^;

ネットで純正タイプを買うこともできたんですが、今日いきなり時間できて思い立ったので準備してなくて、そして、今月はもうゆっくり作業できる休みがなさそうなので、今日やってしまいたかったんです。

一応日本製だし、両方シールで抵抗が増えても所詮遊びバイクなので問題ないでしょう。
と、自分に言い聞かせました(笑)

※もしこれじゃダメな場合は教えていただけたら嬉しいです(^^;

さて、両方はずしてみたら



↑これがドラムブレーキ側。

こっちはベアリングを一番奥まで押し込むそうです。



↑こっちが反対側。

さっき測定したほうです。

ただ、ここにもベアリングが引っかかる段差があり、測ったらホイール面から16ミリでした。

ベアリングが10ミリで、測った深さが6ミリ。
あわせて16ミリってことは止まるまで押し込んだらちょうどよくなる?

まあ、一応6ミリを目指して圧入します。

さて、次の作業はベアリングの圧入です。

ベアリング圧入は叩き込むとうるさいし、変なところを叩くとベアリングが壊れるたいうので、圧入装置を作って静かに押し込む作戦!





ベアリングを裏から叩き出すのにも使った直径10ミリの長ネジ(長すぎた^^;)と、外径40内径10の丸座金と内径10ミリのナットと、内径10ミリの延長ボルトです。

ここは延長ボルトじゃなくてもよかったんですが、チカラを入れるなら少しでも丈夫なほうがいいかと。

それをこんな感じで組み立てます。

作業時は親指のところにホイールが来る位置関係になります。




こうやってベアリングより大きな座金を閉め込むことでベアリングを間違って叩くこともなく、温めたり冷やしたりすることなく圧入できました。




ただ、この装置だとホイールとツライチまでしか圧入できません。




一旦装置をばらして、さっき取り外した古いベアリングをスペーサー代わりに使います。

こっちはほんのちょっとだけ圧入すればおわりです。




問題はこっち側。

一応ベアリングに6ミリの印をつけましたが、何度か測定しながら深さを調整。

多分ちゃんとできました(笑)

ベアリング自体は軽くクルクル回りますので問題ないようです。



ただ、完全に取り付けてタイヤをクルクル回したら、少し抵抗がある感じですが………

やっぱりこのベアリングはダメだったかな

・・・うーん

まあ、いいでしょう^^;


ということで、初めてのベアリング交換、成功です(多分w)