先週の水曜日の11時にドイツ一斉の災害サイレンテストがありました。
津波とか地震などに縁のないここです。
何のためのサイレンテストなのか、ドイツ人のお友達に聞いてみました。

そのお友達はきっぱりと言います。
『原爆』が落とされる事が確実になったときのため!!
だから、サイレンが鳴ったらとにかく建物の中に入って、ラジオをつけて情報に耳を傾ける。

うーーーん、そうかぁ。
『原爆』と聞くと、つい最近まで話題だった北朝鮮のあの丸顔が脳裏に浮かび、体験もしてないのに『戦争』という二文字を想像してしまいます。

もちろん、サイレンは原爆のためだけにあるんじゃなくて、
『カタストローフェ・災害』を知らせるためでもあります。

アメリカで起こった肥料工場の爆発事故や、
さらには、ボストンマラソン時の爆破事件にともなう、
ボストン市内危険地域指定などのようなことが、
私の地域で起こったとき(想像はしたくないですが)、
絶対に使われるのでしょう。

その他、使われる可能性が高いのは原子力発電所の事故が起こった場合や、化学工場の火災などの時のなどが考えられます。


日本にいるときも絶対耳にしていたはずですが、
サイレンを聞いて『怖い』思いをした記憶がありません。

光化学スモッグ警報はなんとも思わなかったし。

しかしこのごろは各国で嫌な事故や事件が続いているだけに、
テストといえども、サイレンを聞いて怖い思いをしてしまう小心ものの私でした。年のせいかもしれませんねぇ。
昨日、今日とイースターの連休。
挙句に昨日から夏時間となり、
気分も春らしく~、と行きたいところですが
昨日はなんと一日、雪!!
いい加減、庭仕事もしないといけないのに、
寒いし、雪解けでぐちゃぐちゃ・・・。
3月の初めには咲いたクロッカスの花や、
土から芽を出したチューリップなどが硬直状態です。

今週には本当に最高気温が二桁になるという予報ですが、
こういうときはいきなり夏が訪れちゃったりするので、さらに気が重いです。

そんな中、子供たちは先週から2週間のスクールホリディー。
日本と違って、学期真っ最中なので、休み明けテストを控えて少しはお勉強してくれないと困ります。それにレポート発表などの準備も待っています。

次男の学校ではテストが割合と少ない代わりにそのレポート発表が多くあります。
先日、休み明けにやる国語のレポート課題が出されました。
日本でもお馴染み『私の尊敬する人』。

身近な人だって、誰だって良さそうなものなのですが、
どうも目立ちたがりぎみな次男は、
みんながよく知っている人がいい!らしく・・・・。

いろいろと考えた挙句、なんと・・・。
あのピアニスト、Lang-Lang 鍵盤

それを聞いた私はびっくり。
普段から、彼の演奏はあまり好きじゃない、って言っているのに!

彼に言わせると、
いいんだ、有名人だしネット見ればいろんなこと出てるでしょ。
それにテレビによくでてくるからさぁ~、まとめやすいし簡単だよ。

はぁ・・・・、
でもさぁ、絶対先生から
『どうして彼を尊敬しているの?』と質問されるよ、
そうしたらどうするの?
あなた、ソコロフみたいになりたい、って普段から言ってるじゃないの。

それを聞いた次男、
ソコロフなんてマイナー過ぎて一般人は誰も知らないしね、
調べたって、みんな興味示さないでしょ。
いいんだ、先生には『Lang-Langみたいになりたい』って言うから。
皆にはソコロフだってLang-Langだって、同じにしか聞こえないよ。
ようは僕がピアノ弾いてて、上手になりたい、
ってことが分かってくれればいいんだ。

まぁ、確かに・・・。
しかしねぇ、
13歳にしてこのシタタカな、思考?!

呆れると同時に
これからの困難にも、たのしく何気なく
うまくすり抜けながら人生を送れるだろうなぁ、
と関心してしまうのでした。

我が子ながら、あっぱれ。あっぱれ
今年1月の終わりに地区大会から抜け出して、
先週が州大会。
25点満点中、23点をとると今度は全国大会。

地区大会の時点で23点ぎりぎり?!
州大会へコマを進めた長男には
初めから全国大会進出は無理だろう、
という予想がありました。

地区大会で他の子を聞けば、レベルが一目瞭然。
とにかく弾き方といい、プレゼンテーションといい、
全国大会へコマを進める子には華があるんです。
まぁ、彼のグループは16歳、17歳グループ。
ということは、コマを進める子はみんな本当に上手です。

結果的には22点で終わった長男。
かなりのハプニングに見舞われたのに、
とても健闘しました。

二曲終わり、最後の一曲は
例のパガニーニ『モーゼ幻想曲』
一番低い弦、G線のみを使って弾きます。
挙句に普通G線の基本音はG(ソ)なのにその時は音をB(シ♭)に合わせます。

その音を上げているときに、いきなりG線が・・・・、

ぱーん!
あ・・・、

切れはしなかったものの、いきなり伸びてしまいました。

あららぁ・・・、
こんなことは始めて。
人前で緊張しているのに、さらに弦が壊れて・・・。
もちろん、替えは持っていたのですが、
もうどぎまぎ・・・。
いそいで控え室へいって、弦を取り替えて・・・。
かかった時間は2分ほど・・・。
出てきて調弦しなおして・・・。
その間、そばにいる私もドキドキです。
さらに替えたばかりの弦って、
音が狂いやすいのが難点。

それでもどうにかこうにか、
無事に終わらせることが出来ました。


全国大会まであと一点だったのにね。
とはいえ、今のやっている曲をあと一ヶ月以上続けるのはきつい。
そろそろ新しい曲に触れたい彼。

それに3年前に出場したときは
地区大会で18点ぐらいしかとれなかったことを考えると格段の進歩。

本人も、あとは練習時間をとって神経つかえば
もっとやれるだろうけれど・・・・、ということは百も承知しています。
(毎日45分~1時間じゃぁ、ムリムリ・苦笑)

しかし、これ以上バイオリンに時間を割くのはちょっとねぇ・・・・、
時間があるならゲームしたいし・・・、
という普通の男の子。

ソロ部門は3年に一度周期で開催なので、
事実上今回が最後のコンクール出場となりました。
(あとは音大生やプロが出場する国際大会 ect …)

音大へ行く気はない長男のバイオリン生活に、
今回の結果で私も納得の一段落。

もちろん、レッスンはまだまだ続きますが、
あとは自分で楽しく楽器と付き合うことでしょう。

ようやく『練習しなさいな!』とは言わなくてもよくなりました。
ばんざーい!!