今日長男君(12歳バイオリン弾き)は、アメリカから帰国中の先生(先日リサイタルしたソリスト)の半年振りレッスン。
先生宅へは我が家から片道120キロあり、ちょっとした小旅行なみの距離。
それにこういう日に限り、
今朝の雨が雪に変わり、
午後出かけるときは、
道路の除雪が間に合わないらしく、
幹線道路も雪が積もっている状態。
こんな状況で、あそこまで行くかぁ~、とちょっと滅入るが、仕方ない。
めったに予定の取れない先生だし、今日を逃せば、今度の帰国は2月の終わり。
そこでつかまるかどうかも未定なので、とにかく車を出す。
普段は、速度制限があって無いようなドイツの高速道路で(実際に無制限のところもあるけれど)
快調に走れば1時間15分で到着するが、
今日のような雪では高速道路も90km/hで走れれば御の字かも・・・・、
と2時間前には出発。
神経も使うだろから、もし、時間が余ればどこかのカフェにでも入って小休憩しよう、という考えだった。
雲行きはどんどん怪しく、そしてかなり重たい湿った雪がぼどぼどと落ちてくる。
道路には、わだちが出来ていて横滑りが心配。
雪はべちゃ~としており、走らせる車が重い。
しかし冬タイヤがミッシェリン製のおかげか、雪に食い込むように走り、
かなりの安定感。
長男君の学校の前に到着したときは、すべての車が真っ白。
もちろん、道路の除雪もされておらず、ブレーキを踏むのはちょっとためらわれたため
ひたすらゆっくり走ることを心がける。
ただ、気温が2度と氷点下にはなっていなかったので、
すぐに凍ることもないのが幸いだった。
高速道路に乗っても、一般道路ほどの雪は無かったが少し積もっており、前からも雪が吹き付けてきて、
視界が悪く、速度を上げては走れない。
私の車はプリウス、
ゆっくり走るほうが燃費がいいから、まぁ、それはそれでありがたい。
それでも、40分ほどは神経の使う運転を強いられた。
しかし、こんな天気の時は走行車線以外の車は安全運転。
私は、三車線のうちの一番外側で、トラックの後ろについてゆっくり走った。
おかげで燃費は、まずまず。
車を走らせていくと雪は次第にやんできて、ドライブも楽になった。
私たちが到着したときに、
先生もお仕事からちょうど自宅に戻られたようでグッドタイミング。
お宅にお邪魔したら、すぐに
「今暖炉に火を入れるから・・・」
と言いながら、あちこちのローソクも点けて回る。
レッスン場というよりも、どこかのサロンに来た気分。
私は部屋の真ん中のソファにほとんど寝転がる感じで、いつも二人のレッスンに耳を傾ける。
今日は、私の前では暖炉の火が燃え、左に先生、右に長男君。
正直に白状すると、
長男君よりも、私のほうがレッスンを楽しみにしている。
なにせ、先生のいい音が身近に聴けるのだから・・・・。
レッスンが開始される。
「いつも弾く前のウォーミングアップ、音階をいってみよう。何調やる?」
と、いつも同じ質問から始まる。
「んー今日はEs-dur」
と、長男君が自分で決めて、やり始める。
毎日、全調を練習するのが本当だが、
そんなぁ、小学6年生の男の子、
好きでバイオリンは弾いているが、必要以上のことはしたくない、しない、
ときているので、全調などもちろん、したためしがない。
一日一つ・・・・。(それもいつも同じ調のような気がする・・・・・。)
私は、昨年あたりまで練習の仕方に口を出したりしていたが、今ではノータッチ。
親の言うことは素直に聞けず、喧嘩になるのがオチだからだ。
半年振りなのにねぇ~、先生に申し訳ない・・・・という出来。
(あ、ちなみに彼にはもう一人、一週間に一度見てくれる老先生がいる)
音階だけでどのくらい時間をとったんだろう・・・・、
「じゃぁ、曲・・・・、今日は何があるの?あぁ、いいねぇ、モーツアルトのコンチェルト2番と3番。これやるの?いいじゃない。」
と始まったが、まぁ、出来はいかんねぇ、長男君。
しかし先生は根気よく、長男君のレッスンをする。
横から聴いていると、「レッスン」というより、
曲をどんな風に分析して、何をどう練習するべきかに重点がおかれる。
よって、大体の場合、曲想は二の次。
テクニックやら、リズムの取り方など・・・。
まぁ、今の長男君には、難しすぎる曲だから仕方ないか・・・。
その代わりに私は、先生の弾くモーツアルトで元気を充電。
モーツアルト2曲の各1楽章を見てもらって、終わったときには、すでに2時間半近くが過ぎていた・・・・。
今日は、何気な~く、厳しいことを言われていたのにきがついたか様子の長男君。
「僕がいなくても、きちんと、要領よく、考えながらしっかりと練習するんだよ!」
と、再三言われていたが、それが出来れば、今頃もっともっと上手になっているはずだ!
と思うのは、親の欲、というもの?
まぁ、長いレッスンだったが、終わったときには外は真っ暗。
幸運にも雪はやんで、星空が広がり始めていた。
さて、凍る前に早く帰らないと・・・・
と思いつつ、アクセルをあまり踏み込めない。
ゆっくりと走れば、
帰り道はレッスンの余韻に浸っていられるのだ。
下手なコンサートへ行くより、よっぽど充実感がある・・・・。
先生宅へは我が家から片道120キロあり、ちょっとした小旅行なみの距離。
それにこういう日に限り、
今朝の雨が雪に変わり、
午後出かけるときは、
道路の除雪が間に合わないらしく、
幹線道路も雪が積もっている状態。
こんな状況で、あそこまで行くかぁ~、とちょっと滅入るが、仕方ない。
めったに予定の取れない先生だし、今日を逃せば、今度の帰国は2月の終わり。
そこでつかまるかどうかも未定なので、とにかく車を出す。
普段は、速度制限があって無いようなドイツの高速道路で(実際に無制限のところもあるけれど)
快調に走れば1時間15分で到着するが、
今日のような雪では高速道路も90km/hで走れれば御の字かも・・・・、
と2時間前には出発。
神経も使うだろから、もし、時間が余ればどこかのカフェにでも入って小休憩しよう、という考えだった。
雲行きはどんどん怪しく、そしてかなり重たい湿った雪がぼどぼどと落ちてくる。
道路には、わだちが出来ていて横滑りが心配。
雪はべちゃ~としており、走らせる車が重い。
しかし冬タイヤがミッシェリン製のおかげか、雪に食い込むように走り、
かなりの安定感。
長男君の学校の前に到着したときは、すべての車が真っ白。
もちろん、道路の除雪もされておらず、ブレーキを踏むのはちょっとためらわれたため
ひたすらゆっくり走ることを心がける。
ただ、気温が2度と氷点下にはなっていなかったので、
すぐに凍ることもないのが幸いだった。
高速道路に乗っても、一般道路ほどの雪は無かったが少し積もっており、前からも雪が吹き付けてきて、
視界が悪く、速度を上げては走れない。
私の車はプリウス、
ゆっくり走るほうが燃費がいいから、まぁ、それはそれでありがたい。
それでも、40分ほどは神経の使う運転を強いられた。
しかし、こんな天気の時は走行車線以外の車は安全運転。
私は、三車線のうちの一番外側で、トラックの後ろについてゆっくり走った。
おかげで燃費は、まずまず。
車を走らせていくと雪は次第にやんできて、ドライブも楽になった。
私たちが到着したときに、
先生もお仕事からちょうど自宅に戻られたようでグッドタイミング。
お宅にお邪魔したら、すぐに
「今暖炉に火を入れるから・・・」
と言いながら、あちこちのローソクも点けて回る。
レッスン場というよりも、どこかのサロンに来た気分。
私は部屋の真ん中のソファにほとんど寝転がる感じで、いつも二人のレッスンに耳を傾ける。
今日は、私の前では暖炉の火が燃え、左に先生、右に長男君。
正直に白状すると、
長男君よりも、私のほうがレッスンを楽しみにしている。
なにせ、先生のいい音が身近に聴けるのだから・・・・。
レッスンが開始される。
「いつも弾く前のウォーミングアップ、音階をいってみよう。何調やる?」
と、いつも同じ質問から始まる。
「んー今日はEs-dur」
と、長男君が自分で決めて、やり始める。
毎日、全調を練習するのが本当だが、
そんなぁ、小学6年生の男の子、
好きでバイオリンは弾いているが、必要以上のことはしたくない、しない、
ときているので、全調などもちろん、したためしがない。
一日一つ・・・・。(それもいつも同じ調のような気がする・・・・・。)
私は、昨年あたりまで練習の仕方に口を出したりしていたが、今ではノータッチ。
親の言うことは素直に聞けず、喧嘩になるのがオチだからだ。
半年振りなのにねぇ~、先生に申し訳ない・・・・という出来。
(あ、ちなみに彼にはもう一人、一週間に一度見てくれる老先生がいる)
音階だけでどのくらい時間をとったんだろう・・・・、
「じゃぁ、曲・・・・、今日は何があるの?あぁ、いいねぇ、モーツアルトのコンチェルト2番と3番。これやるの?いいじゃない。」
と始まったが、まぁ、出来はいかんねぇ、長男君。
しかし先生は根気よく、長男君のレッスンをする。
横から聴いていると、「レッスン」というより、
曲をどんな風に分析して、何をどう練習するべきかに重点がおかれる。
よって、大体の場合、曲想は二の次。
テクニックやら、リズムの取り方など・・・。
まぁ、今の長男君には、難しすぎる曲だから仕方ないか・・・。
その代わりに私は、先生の弾くモーツアルトで元気を充電。
モーツアルト2曲の各1楽章を見てもらって、終わったときには、すでに2時間半近くが過ぎていた・・・・。
今日は、何気な~く、厳しいことを言われていたのにきがついたか様子の長男君。
「僕がいなくても、きちんと、要領よく、考えながらしっかりと練習するんだよ!」
と、再三言われていたが、それが出来れば、今頃もっともっと上手になっているはずだ!
と思うのは、親の欲、というもの?
まぁ、長いレッスンだったが、終わったときには外は真っ暗。
幸運にも雪はやんで、星空が広がり始めていた。
さて、凍る前に早く帰らないと・・・・
と思いつつ、アクセルをあまり踏み込めない。
ゆっくりと走れば、
帰り道はレッスンの余韻に浸っていられるのだ。
下手なコンサートへ行くより、よっぽど充実感がある・・・・。