コツコツ頑張る人が勝つが、ズルい奴は見逃さないで潰せ。 | zweisteinjpのブログ

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組込み関係の自作や趣味の音楽関係についてが主体に気ままに書いていきたいと考えています。
好きなミュージシャンはアランホールズワースで、音色やフレージング含めて気に入ってます。

多くの日本企業は2000年代に入って評価体制が変わりました。いわゆる成果主義と呼ばれるやつですが、日本経済の沈没を見れば客観的に明らかですが、かなり大手の企業でも全く上手く機能してません。それは評価者が基本的に無能だからですが、年功序列よりも酷い結果になるには理由があります。まず成果主義で評価を進める場合に、目標設定は評価される人が自分で決めます。上司がそれを承認する形でオーソライズされますが、そのやり方が間違ってます。無能な上司が部下の自己申告に対して正確な判断なんか出来ません。

賢い人は成果を小出しにしながらコンスタントに成果を出して早く出世するアプローチをします。

評価の物差しが相対的かつ上下限のリミッターが付いているので、場外ホームランを打っても評価は知れてますし、労働組合がいるのて、首にした方がいいくらい無能でもそこそこの評価になります。そういう評価だと共産主義的ななーなー体制になるので、まともな資本主義的な競争をしている相手には確実に負けます。

表題にあるようにコツコツ頑張る人は成果をコンスタントに出すような志向ではないので、評価は下側になりやすいのですが、遅かれ早かれ結果は出てきます。

そこで問題になってくるのは評価制度に順応したズルい人達です。彼らは毎年コンスタントにどうやって点を取っていくかに余念がないのて、他人の成果の横取りなんて朝飯前です。そこに無能な上司が加わると、他人の成果のパクリでも評価してしまい、ズルい人が管理職なり部長とかになってしまいます。そうなるともはや会社はまともに機能しなくなることは自明かと思います。

AIとかDXを声高々にアピールしている人達には気を付けて、本業に対して真摯に取り組んでいる人達の地道な努力を注視して貰いたいと常々思ってます。

ただし、現在の汚染された日本で敢えてカモフラージュするためのAIやDXの取り組みは下手に政府やダボス軍団からの弾圧を避けるために有用かと思います。