zweisteinjpのブログ

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組込み関係の自作や趣味の音楽関係についてが主体に気ままに書いていきたいと考えています。
好きなミュージシャンはアランホールズワースで、音色やフレージング含めて気に入ってます。

日本だけSDGSが盛り上がってますが、代替エネルギー開発は欧米も含めて異常に盛んです。

 

だいぶ化けの皮が剥がれてきていますが、電動化、水素(燃料電池と内燃機関)、アンモニア、メタノール、バイオ燃料等色々ありますが。とにかくやっていることが偽善的としか自分は思えないのですが、世の中実際にそれで回っています。

本質的に考えると、環境問題なのではなくて資本主義経済のあり方の問題なのに資本主義経済を否定することなく、持続的な経済成長をあくまでも肯定する為に偽善的環境負荷低減の為に更なる大規模自然破壊を推進しているというのが実際のところでしょう。

森林破壊して大規模ソーラーパネルを建設するのは愚の骨頂ですし、人体に明らかに有害なアンモニアやメタノールを使用するのも過去の歴史的経緯を覆す暴挙かと思っています。水素は地球上に存在するもっとも小さい分子で扱いが非常に難しいので、適用可能範囲は限定的かと思いますが、メディアに惑わされるばかりです。バイオ燃料は人口増加で食料自給問題があるにも関わらず何度も姿を出してきています。結局のところ、電動化、水素、アンモニア、メタノールが非現実的で客寄せパンダとしての役割や演出に過ぎないので、バイオ燃料に帰着するパターンです。

そもそも資本主義経済の拡大主義が諸悪の根源なのにも関わらず、これを否定しないから環境破壊も止まらないし、環境対策も偽善的なものになってしまっています。

資本主義経済を否定しても蓄積された知見・技術はある訳なので、道筋を変えていけばいいと思うのですが、なかなかそうはならないようです。

 

本当に地球温暖化や環境破壊が事実なのであれば、やることはエネルギー使用量を実際に減らすことですが、全くそうはなってませんので、経済優先でエネルギー消費を減らそうというのは、基本的にやった感だけということです。家や職場で節電とかエネルギー節約とか言って気持ちと行動は地味にそうしていても、例えば、自動車がハイブリッドになると製造に関わるエネルギー消費は従来より増加して効率が上がってガソリンが節約出来る分と天秤にかけるとなかなかハイブリッドの方が良いという状態になりませんし、蛍光灯をLEDに変えたら節電になると言っても、実際の節電効果よりLEDへの買い替え需要が結局優先で、半ば強制的に日本はLEDに移行してますが、LEDの光って身体に悪そうとかきちんと評価しないで進めていたり、どうにもこうにもお金をまわすことに必死なところしか見えてこない訳です。

 

江戸時代までの従来の日本であれば、もっとものは大事にしていたかと思いますが、現代の日本はキャッシュフローで全ての説明がつく状況ですので、基本的に一見お金と関係なさそうな問題でも全てキャッシュフローで説明がついてしまう社会になってしまっています。最近の日本企業のコンプライアンス問題系にしても株価や株主についての動きを見ていれば大体分かります。

 

要するにエネルギー問題もお金の問題ということです。お金の動きをよく見ましょう。

お金を動かしている人たちは環境のことをネタに荒稼ぎ、右肩上がり成長を目指しているだけですので。