2023年11月11日 11:11

 

1並びのタイミングでお昼ご飯を食べました

 

◾️結果

15分×5本

①2-0 藤原、山口(笑)

②1-0 山田

③7-0 宍戸、池田2、山口(笑)2、藤原、島

④2-0 池田、下﨑

⑤2-0 藤原、石倉

 

◾️所感

本日は5年生5名、4年生3名、3年生2名の計10名で行いました。

 

サッカーにおいて、意図的に前進する方法は3つ

 

質的優位(1v1で勝って前進)

数的優位(2v1を作って前進)

位置的優位(スペースで受けて前進)

 

日常ではこの3つの中から選手が判断し、プレーを選択していましたが、本日はビルドアップでは位置的優位で前進、アタッキングサードでは質的優位で前進というテーマで行いました。

 

システムは3-1-3

 

GK含め5人で相手の立ち位置を見ながらスペースを探し、そこから前進。

 

1つ決まり事はDFとMFはペナルティエリアより広がらない事。

 

そして、3トップの、真ん中は自由に動きますが、両ウイングはタッチラインを踏むくらい幅をとり、オフサイドギリギリの高い位置を取る事を求めました。

 

両ウイングが幅をとり、高い位置を取る事で、相手サイドバックは引かざるをえません。

 

そうする事で相手サイドバックの手前にスペースを作り、5人で相手を操りながら、相手サイドバックの手前までサイドバックが運んで前進。

 

サイドバック&ウイングと相手サイドバックのところで2v1を作り、相手サイドバックがウイングに食い付けばスルーパスで前進。

 

相手サイドバックがスルーパスを警戒し、中央を絞ればウイングの足元に速いパスを入れ、1v1の状況を作り、そこからは質的優位で前進。

 

というプランでゲームを戦いました。

 

 

図を見たらイメージがよりご理解できるかと思います。

 

ビルドアップでなぜペナルティエリアの幅から広がらないという約束事を作ったかと言うと、サイドバックが広がってしまうと、角度がなくなりスルーパスを出しづらいため、相手サイドバックが守りやすいからです

 

このようなプランを立て、トレーニングマッチを行いました。

 

各ポジションで役割が明確なため、できる限り様々なポジションでプレーできるよう起用しました。

 

GKもフィールドプレーヤーとしてプレーしました。

 

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日常では選手自身でどこで受けた方が相手は嫌か、パスを受けた際にまず止めた方が良いのか、運んだ方が良いのか、1タッチが良いのか等、選手の判断にゆだねていますが、選手の頭の引き出しを増やすために本日はあえて戦術的に試合を進めました。

 

想像以上に選手たちが理解し、試合を進められました。

 

選手たちが前向きに取り組んだ結果だと思います。

 

2ndチームの年内の公式戦はもうありませんが、様々な刺激を入れ成長を促したいと思います。

 

 

白山貴俊

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