持ち物などの準備が終わったら、いざ出頭です。
技能Ⅰに出頭する時は初めてと言うこともあり、期待と不安が半々と言った所でしょうか。
何度も書きますが、大津駐屯地109教育大隊に出頭する前提です。
場所、時間、最寄り駅などは案内書に書いてあるのが基本です。
案内書には最寄り駅がいくつか書かれていますが、私がお勧めするのは
京阪電鉄の「南滋賀」駅です。
理由はJRの駅に比べ駐屯地までの距離が近く、徒歩でもあまり疲れないからです。
駅を降りて琵琶湖の方に田んぼの中を抜けていき、官舎の横を歩けば10~15分です。
門をくぐる前に、予備自衛官補手帳と出頭命令書を取り出しやすい所に入れておきます。
いざ門をくぐったら警衛の方がおられますので、はっきりとある程度大きな声で訪問目的を伝えます。
「予備自衛官補の訓練で出頭しました。○○です!」
次に、手帳と命令書の提示を求められますので、手渡します。
実際はこの順序ではないこともあると思いますので、警衛の方の指示に従ってください。
予備自衛官補の訓練を担当される中隊は、314中隊、315中隊、316中隊のどれかです。
中隊によって隊舎が違うので、警衛の方に場所を聞けば教えて頂けますので、そちらへ行きます。
ちなみに、訓練を受ける中隊に訓練生全員が同じ隊舎で寝泊まりするのではなく、男性と女性では
違う隊舎になります。例えば316中隊で訓練を受ける場合、男性は316の隊舎、女性は314の隊舎と言った具合です。
私の知る限り宿舎となる隊舎は女性は314で男性は315か316です。
この場合、朝の点呼は316の舎前(隊舎の正面)で取るので、女性は314の隊舎から200mぐらいダッシュです(笑)
話は変わりますが、この隊舎の立地条件は生活する上で重要になってきます。ほんとに。
食堂、風呂、PXに非常に近いのが316でその隣が315です。314はちょっと遠いです。
夏場はいいのですが、冬場は風呂に入って隊舎に帰る間に髪と身体が、琵琶湖からの冷風にさらされて冷え切るぐらいの距離です。女性の方はこの移動距離に嫌気がさすみたいです(笑)
話を戻して、隊舎の正面から入ると、まず受付を済ませます。この時に、手帳と命令書、判子を預けます。その後は被服のサイズ合わせや居室への案内などがあると思います。助教の方の指示に従いましょう。
これ以降、訓練が終了して門を出るまではアナタは自衛隊と言う組織の一員として扱われ、一般社会での常識や自分自身の常識などは一切通用しません。自衛隊の常識、ルールが全ての生活となります。
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今回の簡単な内容の中にも一般社会では使わない自衛隊用語がいくつか出てきたので簡単に説明します。
・警衛
簡単に言うと24時間門の警衛所で来客や車両の出入りを管理しておられる門番の人で、駐屯地内の警備や何か犯罪があった時処理したりする、自衛隊内の警察みたいな人です。
・中隊
中隊長を直属の上司として動く単位で、自衛隊での基本単位になるみたいです。
なので中隊が違うということは、民間で言う「違う部署」みたいな感じだそうです。
ちなみに、大津駐屯地では、314中隊は「よんちゅう」や「よんちゅうたい」と略して呼んでいました。
当然315は「ごちゅう」、316は「ろくちゅう」です(笑)
・助教
訓練を担当する教官の助手の方です。助教は3名おられ2名が班長で1名が2名の班長をまとめる専任助教の方です。
教官は「区隊長」と言います。階級は区隊長が1曹~准尉で、専任助教が2曹~1曹、
班長は3曹~2曹です。階級については次回書きたいと思います。
・PX
売店のことで通称コンビニ。大津には中国地方ではメジャーなポプラが入っています。
娑婆のコンビニと違い迷彩服、半長靴なども売っているので商品ラインナップは自衛隊仕様です(笑)