執着心
ツエーゲン金沢 3-2 JAPANサッカーカレッジ
間違いなく今期一番感動したゲームとなりました。
今期、私が泣いたゲームは2試合。
一つは全社のテクノポート福井での敗戦 vsAC長野パルセイロ戦。
自分の中で今年に全てを賭けていた“JFL昇格”という唯一の目標がなくなった試合。
不甲斐なく、やりばのない悔しい涙でした。
シーズン前から、昇格できなかった時点でコールリーダーは辞めようと決めていました。
サポーターみんなに対して、そして選手に対して力になれなかった想いや感謝の想いなんかも入り混じって涙が止まりませんでした。
そしてもう一つが昨日の試合。
後半ロスタイムで追いつかれ、今年を見せられているような恐怖感。
しかし、サポーターの熱気は違っていました。
なんとかして勝ちたい。
あきらめたくない。
なんとかしろ。
そんな想いがボルテージを上げてスタンドは一体になった気がします。
(実はそのころからウルウルきてました)
そして、ロスタイム最後のタツロウの決勝点!
全てが真っ白になりました。
理由なんかどうでもよく、みんなで抱き合い号泣祭り。
選手自身も、サポーターも不甲斐ない負けを体験し続けてきましたが、最後の最後に“意地”を見せることができた。
選手もサポーターも勝ちへの執着心が今期一番フレた時間だったのではないでしょうか。
今期の全てが報われた試合だったと思います。
リーグも終わり、遅すぎるかもしれませんが、チームもサポーターもまた一つレベルが上がった気がしました。
天皇杯へ向けて。
いい闘いができると思います。