気持ち悪い優勝

全国社会人サッカー選手権石川県大会決勝。
ツエーゲン金沢 4-3 テイヘンズＦＣ

なんとか後半から参戦できました。
一時はリードされる展開にピッチ、グランドとも妙～な雰囲気に包まれていました。

負けるとは思ってませんでしたし、チャンスも続いていたので冷静に見てましたが、全てがバタバタしている空気。
異様というか、妙～というか。
結局、終了間際に決勝点をあげ石川県大会優勝のタイトルをなんとかゲット。

試合後には表彰式。
サポゾーンの前にも選手がトロフィーを見せに来てくれました。

拍手するサポーター。
優勝おめでとう。
よかったよかった。

…

はぁ～ぁ。


って感じ…


そこには“心から沸き上がる歓喜”もなければ、格式あるタイトルの威厳もありません。
なんかシラケタ空気を取り繕うように、拍手や「よくやった」という声。

「結果が全てだ！」
という声もありましたが、どういう意味でとらえたらいいか、戸惑ったのは私だけではなかったはず。
“タイトル獲得よかったね”という意味もありますが、“散々な内容に、このお粗末な試合結果かよ”というとらえ方もできます。
ほとんどの人が、後者を思い、表面では前者を振る舞っていた。

そんな、妙～な気持ち悪い空間の存在がありました。

帰路の途中、「去年の優勝となんか全然違うね」と他サポが言った言葉が全てでした。


気分一転。
なんかむなしい日曜日。

長野戦、ＪＳＣ戦、そして今日のテイヘンズ戦。
俺達は空しさや、ストレスを感じるために、気持ち入れて、魂込めて、声を枯らしてサポートしているんじゃない。
選手のパフォーマンスが少しでも向上する環境を創る、選手が奮い立つメッセージを送るためにサポートする人種なんだ。
どうすべきか、何をすべきか…

このままでいい訳がない。
このままの状態で、ＪＦＬなんてとんでもない。
こんな結果しか導けない俺達でいい訳がない。
18日はサポーターミーティング。
必至に、切実に取り組んでいきたい。


とりあえず優勝おめでとう。
よかったよかった。

…