世界の中の小さな国 | ツエーゲン金沢応援ブログ ZWEI&GEHEN!ツヴァイ&ゲーン

世界の中の小さな国

FIFAのブラッター会長が、ワールドカップ2018年大会と、22年大会の開催地を同時に決定したい意向を持っているそうです。

18年大会の開催地として、日本をはじめイングランド、オーストラリア、中国、ロシアなどのほかベルギーとオランダが共催で名乗りを上げています。


時同じくしてFIFAはCWCの2009、10年大会の開催地をアラブ首長国連邦(UAE)に決定しました。

トヨタカップの流れから言うと、初めて日本以外の開催となります。

ただ同時に11、12年大会を再び日本で開催する事も決定しました。

どんな選定基準なのかが今ひとつわかりませんが、通年だった日本開催というセオリーが崩れたということになります。

ちなみにオーストラリアも立候補していましたが、欧州から遠く日程的な問題で実現が難しいと判断されたようです。


国、そしてクラブの世界最大の大会開催地に関しては、FIFAを中心に様々なメリットデメリットが交差しますし、開催立候補地間における駆け引きも激化するでしょう。

大儀明文として世界広くにサッカーの普及を目指すFIFAとしては、いろんな大陸、国にその開催を分散させたいのかもしれませんが、実際はいろんな利害関係が重なり合っての結論となっていることと思います。


CWC、W杯の開催地検討において何か日本にアドバンテージにはならないものでしょうかね。

2002年W杯も日本が単独開催に条件的に有利だったにもかかわらず、日韓共催に持ち込まれました。

日本が世界を相手にするネゴシエーションはやはりあまり期待できないのでしょうか。


まず前提として、日本がFIFAランクをもっとあげることや、W杯で好成績をあげることが先決なのかもしれませんが、サッカー界における発言力、影響力、経済力、そしてネゴシエーション能力などによる総合力はまだまだ発展途上なのかも。

サッカー界においては日本はまだまだ小国なのかもしれません。