公明党の山口那津男代表は24日の自民党大会で来賓としてあいさつした。この中で「(別々の)政党なので政策の違いは出てくるだろう」と述べ、今後の国会運営では自民党と別行動となる場面が出てくることを改めて示し、与党時代との違いをにじみ出した。

 また「われわれは連立の10年、政権の政治決断の重みや政策実現への技術と経験を(自民党から)教えて頂きながら、今日まで来た」と自公連立を総括し、「野党となり、お互いに党の再生、再建をかけて新たな出発をした」との現状認識を示した。

 一方で「自民党のもっとも良いところは自由があるところだ。これからも良き伝統を大いにいかしてほしい」とエールも送った。

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