そういえば、先週の「水曜日のダウンタウン」でやってた
清春の新曲の歌詞を書き起こすって企画は
面白くもあり、興味深かったように思います。
清春に関して言えば、黒夢中期くらいまでは艶やかさと鋭さがある声、
黒夢後期からSADSの時期は少しざらついた“ロック”のボーカル、
そして最近のソロ活動だとその感じがさらに増して、
なおかつ楽曲もミディアムテンポなものが増えたこともあって
より粘り気がある感じになってますよね。
それがゆえに「なんて歌ってんだよ」って感じが強かったのかな。
ただ、なんて歌ってんだか分からない、
そして歌詞が分かったところで何を歌ってんだか分からないような曲でも
カッコいい歌はカッコいいから不思議なもので。
もちろん、ちゃんと歌詞が聞き取れて
その中のメッセージやストーリーを噛み締めて「良い」って曲もあるけどね。
声も含めて楽曲全体で聞いてるってことなのかな。
1つ前に書いたチバユウスケもしかりで、
「ゲット・アップ・ルーシー」のルーシーって誰だよとか、
「カルチャー 枯れちゃう」とか「がなる われる だれる」とかね。
チバなりに描いてる風景やストーリーがあるのかもしれないけど
その真意を感じ取れなくてもカッコいいっていう。
洋楽もだな。英語なんてろくに分からないし、
あっちのアーティストも発音が雑で何言ってるか分からないなんて言われてるけど、
カッコいいもんなぁ。
で、歌詞カードを見てみて「何これ?」みたいなことも多々あるよね。