いやぁ面白かった!

画面に釘付けでしたね。

終わるまであっと言う間だった。

出演している役者達の演技力が凄かったねぇ。

主演の福山雅治さんも良い意味で福山雅治らしくなかった。

福山雅治さんじゃなくて主人公の都城静として脳が認識してしまう感じ。

え?

本当に福山雅治さん?

てな感じで主人公のけだるくて堕落した感じを上手く表現できていた。

二階堂ふみさんも良い演技だったね。

新米記者が上手くハマってました。

この映画はエンタメ要素満載で本当に観ていて飽きない構成になっていた。

それでいて話自体、最後には上手く着地していたし、まとまっていた。

良い作品だった。

最後に都城静が死んでしまった所は良い映画を観た時特有の切ない感情が僕の心に入り込んできた。

切なくなり胸が苦しくなり感慨深くなる。

二階堂ふみさんと福山雅治さんのベッドシーンも観れましたしね!!

二階堂ふみさん、本当に良い身体してるわ~(ゲス)。

顔がタイプなんですよね僕。

二階堂ふみさんのこと好きなんですよ。

それであの身体は、もうね、辛抱たまらんですわ(ゲス2)。

たまらんたまらん。

後はリリー・フランキーさんの演技力ね!

終盤のシーンでチャラ源が薬の使いすぎで遂に善悪が分からなくなった時、本当に迫力が凄かった。

リリー・フランキーさん、凄いわ。

演技力たけぇ。

マジで怖かったもん、あのクレイジー具合。

薬使い過ぎた人って本当にこんな感じなんだろうなぁ~って思わされるような狂気でした。

あの数十分のシーンはリリー・フランキーさんの演技メインで魅せてたからね。

凄いよ、演技ってのは。

よい意味で演技らしくないんだよ、本当に上手い人は。

僕は正直今までね、日本のドラマなんかを見て『いや日本の俳優女優って海外の俳優女優に劣るよなぁ~』なんて思ってたんですよ。

邦画とか観たことなくて、そんな勝手な意見を持っていた訳ですが、こうしてちゃんとした邦画を観てみると日本の俳優女優は十分凄いですよ。

本当に自然な演技。

場を盛り上げ、自然体でキャラクターを体現し、本当にそのキャラクターが存在しているような気になる。

昔からいたような。

素晴らしかったです。

役者も作品も。監督は大根仁さんなんですってね。

あのモテキの。

良いですね。

そんな僕の大好きな映画になった訳なんですが2016年映画公開時はあまり観客動員数が振るわず、あまり売れなかったらしいです。

失敗しちゃったらしい。

いや、なんで?

面白かったで。

ん~、難しいねぇ~。

売れる為に映画を作るべきなのかな。

売れる為に世の中の人達の平均的な感性に受け入れられるように映画作りをするべきなのかな。

世の中の人達の平均に合わせてさ。

何でもそうだけど。

映画に限らず。

世の中って普通の人の方が多いんだよね結局。

つまんねぇ世の中。

つまんなくてセンスない世の中。