いちばん
いちばんいちばんいちばん私の頭の中にいつもある言葉私はいつもいちばんになる ために頑張ってきた学生時代から社会人になってもデートの付き添いをいっぱいした隣で仲良くしている2人に申し訳ない気持ちになりながらも「一人じゃ不安だから一緒にいて」という言葉に嫌とは言えずにいたもちろん男性からは邪魔だと思われていたし付き添いを頼んだ女性の方も私のことは忘れてデートを楽しんでいた合コンの数合わせ彼の会社の飲み会ダブルデートの付き添い…その横で私は思っていたどうして男の人は女の人を好きになるのだろう?デートって何が楽しいのかな?真剣に…。20代から30代周りの人たちが結婚していった子どもが生まれた家族が増えた年賀状に家族写真が増えていった毎年受け取りながら何も思わなかった羨ましいともなんともだって私には関係ない世界の出来事私には一生縁のない話そう思っていたから…いや今でもなんとなく思ってはいる心のどこかで…それでもいちばんという言葉は私を苦しめる私はいったい何のいちばんになりたかったのか?それはお母さん紛れもなく両親にとって私はいちばんではなかった私は邪魔な子恋人の方が大切だから一人で生きて生きなと出ていった親の姿「お前さえいなければ離婚できるのに」喧嘩ばかりの親の姿を見てきて夫婦が支え合って生活するということの本当の意味がわからないその親たちもそれぞれの恋人の元で死んだらしいそんなもうこの世にいない親たちに私はまだいちばんを求めるのだろうか?