こんにちは。脳神経外科の片桐彰久です。
片桐の「片」は片頭痛の「片」です。
都内の病院で頭痛外来を開設しております。
昨日2月22日は頭痛の日でした。
五十嵐久佳(いがらしひさか)先生によるトークイベントなども行われ、皆さんに頭痛のことを考えていただける良い機会になったのではないかな、と思います。
五十嵐先生はいつも素敵なお着物をお召しですが、昨日は頭痛のシンボルカラーである緑のお着物でした。
このブログも今までにないような数の方が訪れてくださいました。
片頭痛のかたは大体幼少期や生理が始まる頃から頭痛が始まっているので、頭痛がある状態が普通だと思っていらっしゃいます。
昨日のトークイベントも司会の方が頭痛持ちで、月に7回ほど「市販の鎮痛薬で予防」しているとおっしゃって、すかさず五十嵐先生に外来受診を促されていたのが印象的でした。
頭痛が頻繁にある状態は普通ではありません。
今は片頭痛には「鎮痛薬ではない予防薬」がある時代ですので、鎮痛薬やトリプタンを飲みすぎてこじらせる前にぜひ頭痛外来受診を考えてください。
頭痛がなくなったら、かなえたい夢はなんですか?
頭痛治療に取り組むことは、人生に向き合うことだと思います。
頭痛のない人生を一緒に目指しましょう。
↓こちらの記事もご参照ください↓