一年ぶりの第九

Youtubeで第九の動画を見ていたら

小澤征爾さんのものを発見


・・・びっくり、めちゃくちゃお若い!

髪の毛真っ黒

小澤さんも若かりし青年時代が

あったんだなあと変に感激


何か、ベートーヴェンの青年時代って

こんな感じだったのでは

小柄で量の多い髪を振り乱して

情熱の指揮を振るう


合唱にとっては

とてもわかりやすい指揮でした

オケ主体の指揮者は

合唱の内声にある旋律にまでは

なかなか指示をしないことが多いと感じます


歌う人たちがどの部分で

不安に思っているのか

どうすれば

自信を持って出てこれるのか

指揮台から一番遠い合唱団と

密にコンタクトを取っている

若々しい映像でしたが

魅入ってしまいました



武満徹さんと小澤さん二人で

対談の形で書かれた「音楽」という本を思い出した


音楽を中心に芸術や政治の話

率直でシンプルだけど

とても厳しくそして真剣そのものだった

自ら感じ受け止め自ら考える

芸術家は常に時代の最先端をゆき

思いを形にして発信しなければならない


学生時代、この本は常に鞄に入っていました

自分にとって一つの指針であり

土台になるものであったから…

豊かだったなあ、心が。



本と一緒に手放したものは

何だったのだろう


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第九ですが

個人的にはとても歌いにくいです

特にアルトは、えー?!そっちいく?!

っていうようなフレーズが何度か(^^;


が、しかし

これほど気持ちの高揚する

曲は他にありません

本物の革命の音がするからでしょうか


愛と勇気に満ち満ちて

全ての人が幸せにと願い

共に分かち合い声を合わせる


長い間苦しみ傷付き

強い閉塞感と暗いトンネルを

歩き続けてきた人々が

恨みや憎しみではなく

自らの幸せのために

他人の幸せを心から願おう

必ず明るい未来を叶えると

信じて行進してくる

そういう映像が浮かびます


全ての人々が幸せに・・・

その大きな理想は

果たして非現実的なものだろうか

いや、根底がそこにあれば

どんなことも乗り越えられる気がする

それが目的であるならば

どんな苦しみも前向きに変えられる気がする



フランス革命の頃は

どんな時代だったのかわかりませんが

その想い、願いはどの時代にも

大きな感動と勇気を与えてくれる

固執していた感情を手放して

全てが包まれたような暖かさと

心の底から湧いてくる優しさと嬉しさに満ちる


いつか全世界の人たちと

第九を歌ってみたいなあ


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モコきのこ