ヘアパックを行うことで、トリートメント剤やヘアパック剤に含まれる有効成分を効果的に髪に浸透させます。髪の内部までしっかりと栄養を染み込ませることで健康的で美しい髪を維持することができるのです。
髪の水分をとる
髪をしっかりと洗ったあとシャンプーを洗い流し、髪の水分を十分にとっておきます。髪に水分が多いと、このあとのトリートメント剤やヘアパック剤が流れ落ちてしまいますので、しっかりと水気をタオルで拭き取っておきます。
トリートメント剤・ヘアパック剤を揉み込む
トリートメント剤やヘアパック剤を髪に揉み込みます。この時、毛先を重点的に揉み込んでおきます。毛穴付近は皮脂によって保護されているのですが、毛先に行くほど皮脂のバリア効果は薄れてしまいますので、トリートメント剤やヘアパック剤をしっかりと揉み込んでおきましょう。
髪をとく
髪をコームでとくことで髪全体にトリートメント剤やヘアパック剤が行き渡ります。この時に使用するコームは、目の粗いものを使ってください。目の細かいコームではトリートメント剤やヘアパック剤を取り去ってしまい、髪が絡まるとちぎれてしまいます。目の粗いコームで髪をといてください。
蒸しタオルで頭を巻く
お湯につけたタオルを絞り、蒸しタオルを作ります。それを髪に巻いて髪を包みます。ダメージヘアがひどい人はタオルの上にラップを巻くと効果的です。そのまま湯船に浸かり、体を温めてください。しばらく頭はそのままにして、ヘアパックを続けておきましょう。30分ほど続けておくのが良いでしょう。
ぬるま湯で洗い流す
タオル(場合によってはラップも)を外し、髪についているトリートメント剤やヘアパック剤を洗い流します。お湯はできれば40度弱のぬるま湯が望ましいです。地肌にトリートメント剤やヘアパック剤が残っているとベタつくので、しっかりと洗い流したいですが、髪にはある程度残っていても構いません。その場合、ドライヤーによる乾燥で過度に髪の水分を奪われずに済みます。
ヘアパックによってトリートメントの効果を高めることができ、質の高いヘアケアを行うことができます。簡単にできることなので、ぜひ一度は試してみてください。