帝国ホテル新館 や

自由学園 明日館 をデザインした

 

フランク・ロイド・ライト

 

によれば、

 

『長く生きるほど、人生はより美しくなる』

 

なんだか最近

短命で亡くなる有名人などが多く

 

自分としても父親が

41歳で亡くなってることもあって

 

ともすれば

あんまり長生きもできないんじゃないか

なんて考えも頭をよぎったりしてたのだけれど...

 

 

 

先日見た映画

『人生フルーツ』

の主人公

 

自然との共生を目指したニュータウン や

伊万里の医療福祉施設 をデザインした

 

津端修一さん(のご夫婦)

 

によれば、

 

『こつこつ ゆっくり 時をためて』

 

ていねいにていねいに
自分たちの自由なやり方で

少しづつ整えていく

 

そうすると

 

いつしかそこには

芳醇な果実が実っている

 

本当に豊かなものは時間の積み重ねの上に成り立つ

 

これぞ

 

『人生、フルーツ』

 

 

 

どちらかといえばこれまで

 

『がつがつ せっかち 時を金で買って』

 

みたいだった自分が、

 

ああ、

こんなていねいな時の重ねかたをしたい

きちんと向き合って

ちゃんと長生きしたいな…

 

との思いを新たにしました。

 

じんわりとタオルが必要なステキな映画です。

 

 

写真は夕暮れの逗子海岸にて。

なんだか2人のシルエットが素敵だったので1枚。

 

 

★ききがたり ときをためる暮らし (日本語) 単行本 – 2012/9/1
つばた 英子  (著), つばた しゅういち (著)
映画の原作とも言えるご著書です。

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