おびちゃんの日本留学 結果はやっぱり・・・中間テスト | 生物学者ママの実験的スイス生活

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スイスドイツ語圏最大の都市で、仕事と子育てに奮闘中の研究者ワーママ。人生の3分の1以上をすでにスイスで過ごし、すっかり現地に同化中。
夫ともはやチビではない息子たちとの家族4人の日々の生活を、生物学者としての視点で(独断と偏見も交えつつ)考察します。

二学期から日本の高校に留学中のうちの長男おびちゃん。

先月は中間テストがあり、いくつか腕に覚えのある科目を3つ4つだけ選んで受験したようだ。

さすがに古文などは、授業からしてちんぷんかんぷんだった(動詞の活用形で挫折)ようで、当然のようにパス笑。

結局受けたのは、数学(統計となんか他のトピック)それに英語のみである。

まあ国語以外の日本の中学校の教育課程は完全にすっとばしているので、これは仕方がない。

 

自分では数学はできるつもりでいて、実際こちらのギミでも高成績を維持していたので、今回も自信があったらしい。

しかーし、こちらの数学のテストの形式と日本のは少し違っており、こちらでは論理を問う問題が多い(なぜか数学なのに文章で答える問題がある)のに比べて日本ではガンガン問題を解かせるのが主流だ(答えの欄は普通式と数字のみ)。

それのため、最初の1つ目の数学(統計)で余裕をかましていたら、全然問題が解けないことにテストの時に気づき、慌てて次の数学に向けて勉強したらしい。

 

結果は当然のこと、数学1つ目のは惨敗、2つ目のはまあまあ(平均点は余裕で上回っているというのは本人申告)。

英語は、正直もうちょっと行けるとおもったのだが、あれ?日本語がわかんなかったかなー?という感じである。

 

正直これはいつものパターンであるので、我我両親はこうなるとあらかじめ予想していた。

この子はいつも、一回目のテストでは様子見をするので、絶対いい点数は取れない(取ろうとしない)のだ。

軽くジャブを出す程度にとどめ、決して本気を出さない、絶対無駄に頑張らない笑。

ギミ入ってすぐにもこんな感じで、かなりギリギリで最初半年の試用期間を切り抜けて、担任に「(やればできるんだから)もうちょっとなんとかなるでしょ?」と言われたのも記憶に新しいところである。

 

そこを指摘すると、本人は不敵に笑っていた。

さてこれで日本の定期考査の様子はわかったのだから、期末テストはもうちょっと頑張るだろうか?