新学期が始まったキャンパス | 生物学者ママの実験的スイス生活

生物学者ママの実験的スイス生活

スイスドイツ語圏最大の都市で、仕事と子育てに奮闘中の研究者ワーママ。人生の3分の1以上をすでにスイスで過ごし、すっかり現地に同化中。
夫ともはやチビではない息子たちとの家族4人の日々の生活を、生物学者としての視点で(独断と偏見も交えつつ)考察します。

今週から新学期が始まった。

普段ならキャンパスに学生が溢れかえり、12時前後に食堂に入ることすらままならないほど混雑する。

しかし今期もまだオンライン講義が続くため、人は少ない。

まばらというほどではないが、セメスター時期以外くらいの人数だ。

 

うちのキャンパスは理系の学科がほとんどで、実験しないことには何も進まない研究室が多い。

大学でもリモートワークは推奨されてはいるが、実験系のところは対象から除外されている。

そのため、学部生がいなくても、大学院生とポスドク以上のスタッフが相当数きているため、閑散とまではいかない。

(おじいちゃん教授や持病がある人など、一切姿を現さない人もいるが)

 

正直にいうと、毎年食堂の混雑にはうんざりしていたので、これくらいが私には過ごしやすい。

しかし一方で、オンライン講義は弊害が多いことはもうわかっているので、学部生が早く来られるようになったらいいのにとも思う。