新型コロナウィルスのPCR検査数については、各国の対応が大きく分かれている。
最小限に絞っているのは日本、一方で莫大な数を検査している国もある。
正直私が思うに、重症化している、もしくはしそう(高齢者・持病のある人など)という場合を除き、検査にはあまり意味が無い。
なぜなら、陽性とわかったところで、このウィルス特異的に確定した対処方法(薬)は無いからだ。
肺炎なり、その時々の症状に対する対症療法を行うしかないということ。
しかも陽性でも自然に治る人が大半なのだ。
ゆえに、現状での日本の検査を最小限に絞る(その分のリソースを他に回す)という戦略は正しいと思う。
この検査の恐いところは、偽陽性、偽陰性が相当数でるところだ。
陰性と判断されても陽性である確率は高いし、その逆もしかり。
雑な検査をして、一回の結果で陰性とでても、本当かどうかはわからない。
この記事にもそのことが触れられているので、是非よんでみてほしい。
https://www.asahi.com/articles/ASN3S4J20N3CULBJ005.html?ref=hiru_mail_topix1