早々と、今年初のBBQ | 生物学者ママの実験的スイス生活

生物学者ママの実験的スイス生活

スイスドイツ語圏最大の都市で、仕事と子育てに奮闘中の研究者ワーママ。人生の3分の1以上をすでにスイスで過ごし、すっかり現地に同化中。
夫ともはやチビではない息子たちとの家族4人の日々の生活を、生物学者としての視点で(独断と偏見も交えつつ)考察します。

スイス人はBBQとは言わない。この国では、BBQはグリルと呼ばれる。

動詞ではgrillierenである。

てっきりスイスドイツ語かと思っていたら、ちゃんと辞書にも載っていた。

 

4月入ってぐんぐん気温は上昇し、今日は22度までいくらしい。

週末も暖かかったので、遊びに来た友達夫妻と早速グリルをすることにした。

 

友人夫妻の夫の方はフランス人。

フランス人の標準よりは下とは思うが、やはり食べ物にはそれなりのこだわりがあるようだ。

私は炭に火が付いたらすぐに準備OKと判断して焼き始めるのだが、彼にいわせるとまだ早いらしい。

炭全体に火が回って白くなるまで待てと。

そうでないと、温度が安定せずおいしく焼けないとな・・・

 

というわけで、火をつけてからかれこれ40−50分まつことに。

 

うちは去年からAnzündkaminなる、炭に火をつける道具を導入したので、炭おこしは格段に楽になった。

金属製の巨大なビアジョッキのような物で、これに炭を入れて着火剤の上に置いておけば、全体に火が回るという優れもの。

火をおこすのが得意なスイス人がいないうちのような家庭には、必需品である。

 

去年新しいBBQグリルを買おうとしてサーチしているときに見つけたのだが、本当に素晴らしい、の一言に尽きる。

これ無しには、もう火はおこせないというくらい簡単に火をおこせる。

もっと早く、これと出会いたかった・・・

 

ともあれ、この着火用具とこだわりフランス人のお陰で、焼けたお肉はおいしかった。

またイースターにグリルやろうっと。