秋元康の仕事学
● 「記憶に残る幕の内弁当はない」
:コーヒー店なら、「紅茶ありません」と店の看板に表記するなどして、コーヒーのみを扱う。なんでも取り扱っている=オリジナリティないということ。
⇒なんでもかんでも興味を持って手をだしていると、結局なにもない人になってしまうことと似ているなと。人がやっていないことを、人がやっていないレベルまで到達させる。それが自分のオリジナリティとなる。 今の自分に照らし合わせてみると、サッカーもゴルフも筋トレも読書も勉強も仕事もすべて中途半端。 自分が興味あること、熱中できることを真剣に高めていかなければ、結局何もない人になる。 まだ、間に合うはず。
● 「過去にヒットしたものから次のヒットを狙っても、バットに当たることはあってもホームランはありえない」
⇒二番煎じでホームランはでない。誰も考え付かなかった、やらなかったことをやるからホームランとなるということか。簡単に次々へとナイスなアイデアというのもは出ない。とはいえ、頭をひねって、人のやらないこと、考え付かなかったことをやらないとホームランにはならない。どこでホームランを打つのか、考えてない人 には打てない。ホームランを打てるのは自分が好きなフィールドだろう。プレゼン、アウトプットできる場、 そういったフィールドで自分はホームランを打ちたい。
● 「目を引くきっかけをつくる」
⇒これも似た話で、人の目を引くには何かきっかけが必要であり、それは大物タレントやCMであれば出稿量、 となるが、それだけでない一工夫が消費者から選ばれるきっかけとなる。予定調和を崩す。想定されていた ものを超えることを常に意識する。そのためには自分にストックがないとだめ。ストックを作るのは勉強であり、 多くの経験だろう。
● 「人を説得する為には、地道な実績が必要となる」
⇒なんでやらないんですか?とか、やりましょうよ!と、強引に巻き込んでもだめ。北風ではなく、太陽のように相手がやりたいと思うまで、粘り強く実績を積んでいくしかない。
● 言われたことだけをやっても、「この人に頼んでよかった」とはならない。
⇒変なやつだなと嫌われるかもしれないが、勇気をもって、自分の考えを織り込んでいく。 小さなことでも変えることが人との差となっていく。
<まとめ>
やはり、稀代の企画家である秋元康は常に人と違うことをやろうと、予定調和を壊すことを考えている。今までやられていない事を、やられていなフィールドで。
為になったのは、短所を隠さない。自分を必要以上によく見せない。これも人と付き合っていく、ビジネスをしていく上で大事だなと。ダメなところを出して、相手が納得したうえで進めていく。これが信頼となる。
タクシー・ドライバー
製作:マイケル・フィリップス
ジュリア・フィリップス
監督:マーチン・スコセッシ
脚本:ポール・シュレーダー
撮影:マイケル・チャップマン
美術:チャールズ・ローゼン
音楽:バーナード・ハーマン
出演:ロバート・デ・ニーロ
シビル・シェパード
ジョディ・フォスター
ハーベイ・カイテル
この映画で監督が伝えたかったものは何だったか。そんなものは、おそらくこの映画を鑑賞した個人によった違うものであるだろう。
自分としては、紙一重。そう、世の中は紙一重なのだと。仮にトラビスが大統領候補の殺害を実行していたら、売春婦業者の虐殺から、なぜかの英雄視され、ベティが会いに来るといった、成功物語にはならなかっただろうし、ただのイカレタやろうで終わっていたはず。
運命だとか言うわけではないが、起こした行動なんてタイミングや環境によってどうとでもなるわけで、その結果をいちいち嘆くよりも、起こった結果は楽天的に仕方ないととらえてしまった方がよいのではないかなと。これは決して負け犬の遠吠えではないが。トラビスの事が終わった後の達観した笑顔からそれを感じた。
「起こした行動の結果は紙一重であり、その結果は楽天的にとらえるべし。」
しかし、ジョディー・フォスターの出演ってあんなに短いとは思わなかった。
Super Freakonomics
ブログなんて再開するのは、半年振りぐらいだが、勉強したことのアウトプットとして
やはり有効な手段だし、頭の中の考えはまとまるし、できる限り継続的に続けていこう。
再開一発目の今日はとりあえず、超やばい経済学の感想から。
やばい経済学という本が話題になっているということは知っていたが、正直内容は知らなかった。まさか、娼婦や犯罪などあまり経済学としては目の向けられない世界を経済学的な観点をきる(ニュアンスとしてはそんな感じ)といった感じ。
中でも印象に残った部分(ドッグイヤーをした部分)
電車の中で読んだので、集中できていないなーと後で見て感じるが。
上司を使わずして成果は上がらない 西山昭彦
東京ガスの西山研究所所長の西山先生の上司活用術
上司の特性によって仕事の仕方を考えろという内容
下記の4パターンに当てはまらない上司は数多いが、一例としての上司との接し方としては参考になる。
上司のパターン別に分類すると、次に4タイプに分かれる。
1.自己顕示欲タイプ:権力志向が強く、権限を存分に発揮したい人
2.年収志向タイプ:とにかく上にいけば年収は増えるから、出世したい人
3.内容重視タイプ:より良い仕事をして自己実現や組織への貢献をしたい人
4.上司不適合タイプ:本来適性はないが、間違えて上司になってしまった人
.第1の「自己顕示欲タイプ」は、味方にすればやりやすいが、敵に回したら大変なことになる。とにかく頭を下げて支持者にするか、最悪でも中立の立場まで持っていこう。抵抗勢力になりやすい。ここ一番の案件では、懐に飛び込んで協力をあおぐといい。
2番目の「年収志向タイプ」は、その仕事で自分が得をするか、または割をくわないか、ということが分かれば、敵にはならない。何かを頼んだり企画を通したりする時は、その人にどうメリットになるかと、責任はないという点を訴えて説得しよう。
3番目の「内容重視タイプ」の人に企画を提案する時は、「今、会社の成果を上げるには、これをやるべきだと思います」と腹を割って相談する。マーケット、顧客のためにという点から立案し、内部組織との軋轢を上司とともに突き崩していきたい、という姿勢を見せることが必要である。
問題は4番目の上司だ。
「できない上司の下に就いた」という環境を逆手に取って、自分のために活用していくべきである。「上司が理解できないので、説明が大変だ」「言っても動いてもらえない」など、不満の声もあるだろう。しかし、あなたがいつも不満を持っていれば、いい関係が築けるわけもなく、当然うまくいかない。逆に「上司は自分よりできないんだ」と客観的、冷静に分析して対処すれば環境は全く変わってくる。
激烈な競争を勝ち抜いた首相でさえ理想な上司であるわけでないのだから、あなたの上司がそれほどすごい人であるはずがない。そう思えば、「仕方ない。仲良くやっていくか」という気にならないだろうか。
会社が放り出したい人 1億積んでもほしい人 堀紘一
大前さんと並ぶコンサル界の巨匠
ビジネス本も数多いが、その主張はやはり個人のスキル向上である。
他の本で、自身は20代は遊び呆けていたと言っていたが、
2年目ですでに読売新聞の地方支社にて絶対的な地位を築いていたとも。
自論は20代、30代までは勉強で、40代から50代にかけて収支がトントンになっていくとのこと。
評価、結果は得られずとも日々是努力で少しずつ積み上げていこうと思う。
・くだらない社内力学はいずれ消滅する: 圧倒的な能力があれば別だとは思うが。
・転職は3回まで、最後の転職は40代半ばまで
・経営者がそばに置きたいのは誠実な人
・本を読め。そして考えろ
・1億円プレイヤーになるため…
-何か一芸に秀でている。
-強烈な目的意識を持っている。
-常に原因自分論。
-絶対に諦めない。
-表現力。
-信用。
-仲間。
-メモ。 : 堀さんレベルの人でも常にメモを手元に置き、気づいたことなどはメモにとっている。
即戦力の磨き方 大前研一
お馴染み大前研一の仕事本
これからのビジネスマンには英語力、財務力、問題解決力が必要だと
これらの力がどの業界よりも必要なのは商社マンではないであろうか。
というか、商社の業務では必然的にこれらの能力が必要となり、養われていくのではないだろうかと思う。
財務力などは直接的に、現在の業務には必要とはならないがいつかは必ず必要となる日がくる。
今から勉強しておかねばならない。人より先に。
・「三種の神器」 英語、財務、問題解決力
・勉強法…毎年テーマを決めて勉強する。カネの流れを見て勉強のテーマを決める。勉強時間を捻出する。(プロ野球を見ない。休日にごろ寝しない。など)
・会議術を身につける。
記憶のストックが多い人がビジネス上の頭のいいやつ 藤田晋
センターピンを見抜く能力を持っている人を、ビジネスでは、
”頭のいいやつ”とか”優秀なやつ”という。
学校でテストの点数が良いのとは似て非なるものである。
つまり、物事の本質を見抜く能力。
それではこの能力は、先天的なものだろうか?
私は最近、それは違うと思いました。
私の仮説を聞いてください。
受験勉強を一生懸命すれば成績が上がって、
頭がいいと言われるのと同様、ビジネスにおける
頭のよさも努力次第ではないだろうか。
おちまさとさんは、「企画とは”記憶の複合”である」と
よく言っている。
ビジネスにおける本質を見抜く能力、企画力、アイデア、
先見力、そのすべては過去の記憶から呼び起こされている。
つまり、記憶のストックが多いことが重要ということになる。
過去の記憶のストックから引き出して、その事業の本質を見抜く。
新しい企画を生み出す。
現状を打破する方法を考える。
それではビジネスに有益な記憶をたくさんストックする方法は
何があるだろうか?
一番は、できるだけたくさんの経験を積むこと。
当社も若手社員からたくさん事業アイデアを募るが、実は
大半ろくなものがない。
逆に経験豊富な人材が考えた事業アイデアは質が高い。
マンネリ化している会社では、たまにはフレッシュな人が考えた
斬新なアイデアは有用なこともあるかも知れないが、本来は、
やはり経験豊富な人が考え出すアイデアのほうが圧倒的に有用だ。
だとすると、若い人はたくさん経験を積める環境に身を置いておかなければ
ビジネス上の”頭のいいやつ”になれない可能性がある。
次に、たくさんの情報をキャッチすること。
人から話を聞き、新聞を読み、雑誌を見て、テレビを見て、インターネットを
見て、本を読んで、他社のビジネスモデルを学んで・・
仕事に有益な情報を得られるなら、遊んでいても構わないと思う。
学校の勉強のように真面目であればいいとは限らない。
ビジネスマンは常に新しい情報にアンテナを貼り、
有用な情報に貪欲でなければならない。
でも、最後はやはり自分の頭で考え抜く。
記憶のストックをそのまま真似ているのではだめ。
でも本質が見抜けるものも、オリジナルのアイデアが浮かぶのも、
すべては”記憶のストック”があるからだ。
ま、記憶のストックが多い人がビジネス上の頭のいいやつになりやすい
というのは私の仮説。
突破力! 仕事の壁はこうして破れ 堀紘一
要約
雑誌「THE21」の「堀紘一のビジネスマンに渇!」のやりとりを加筆・再構成したもの。二十代、三十代の男女の悩みに堀紘一が答えていくという形式である。
第一章仕事に対する突破力
職場に出ると大人社会の常識があり、大人社会の礼儀がある。さまざまな悩みは生まれて当然である。二十代、三十代のうちに壁に突き当たったことはむしろありがたいと思うべき。試行錯誤してそれを乗り越えたとき、四十代、五十代になったときに大きな力になる。
仕事の壁を突破するときの大原則;つねに「原因は自分にある」と考えてみることである。「人のせい」「会社のせい」「時代のせい」にしていたら、能力は絶対に高まらない。最初は苦痛に感じるかもしれないが、かえってそのほうが悩みの少なき人生を送れることを、私は皆さんに約束する。
■自分は営業に向いていないのではないか。
「商品を売ろう」とばかり考えずに、まずは、お客さんの役に立ちそうなことから始めてみてはどうか。たとえば、自分が読んでいる雑誌の記事で、お客さんの役に立ちそうな記事があったら、コピーをとっておく。それをストックしておき、読みやすいようにファイルし、お土産として持参する。
「成果」の壁
結果が出ないのには、必ず原因がある。注意深く現象のベールを剥いでいけば、そこには必ず原因があり、さらにその奥には原因の原因となる真因が隠されている。問題が起こったら、因数分解のように、一つ一つ原因を解きほぐしていこう。
■新規事業の会議に出席することになったが、蚊帳の外状態です。
まるで口を開けてエサを待つ雛鳥と同じだ。自分から動かねばいつまでたっても半人前である。ただし、この場合、会議で自分の意見をガンガン述べるのは得策ではない。生意気だと思われるだけだから。提案としては、毎回、その会議の議事録を書き、上司に提出することである。毎回の議論を前に進めやすくなる。大切なのは、自分から「この会議に貢献したい」という姿勢をみせることである。メンバーに貢献を認められれば、自然と意見も通るようになる。これが大人の仕事のやり方である。
「プレッシャー」の壁
二十代、三十代のうちは、上司からいろいろ命令されるから、やらされている気分が強くなりがちだが、周りの若手社員の誰もがそんなふうに仕事に取り組みがちな時期だからこそ、積極的に取り組む奴は、周りのライバル達に大きな差をつけることができる。“攻めの精神”で仕事に取り組もう。
■交渉が暗礁に乗り上げてしまった
アラブの商人のことわざに、「交渉ごとに行き詰ったら、新しい提案をしろ」というものがある。ハーバードでは、「問題解決をするときには、まずあらゆる選択肢を考えろ」と教えられる。若いうちは落としどころを考えずに、理想を追求して、どんどん新しい別の提案をしていくほうがいい。「AかBか」という狭い範囲で考えているからおおきな壁に見える。選択肢を増やせば壁ではなくなるかもしれない。
古典:「俺の考え」本田宗一郎/新潮文庫
「経営は、真理という道具を使いなさい」
ただし、孫子の兵法や徳川家康の人身掌握術を学ぼうとする経営者については、厳しく戒めている。人間のレベルに格段の差があった時代につくられた真理など、さまざまな社員の知恵を結集して戦わなければいけない現代企業では、通用するはずもないからだ。本田氏の語る真理は、「つねに夢と若さを保ちなさい。」
第二章人間関係に対する突破力
人間関係をよくするには、相手の気持ちを思いやったり、感謝の気持ちで相手に接したりすることが基本だ。
「愛嬌のなさ」の壁
多少の失敗や摩擦を恐れないで、何事に対しても積極的に行動することは、「デキル人」の条件だが、だからといって周囲から愛されない人間になってしまっては意味がない。可愛げは絶対に必要だ。
ビジネスパーソンが成功するかどうかは、能力以上に、人間的な魅力で決まる。「可愛げ」のないヤツは絶対に成功しないと断言してもいい。上司に可愛がられ、取引先に可愛がられ、部下や後輩に「厳しいけど、何となく憎めない」と思われるようになることが必要である。愛嬌があるヤツのほうがチャンスが回ってきやすい。どんなに実力があってもチャンスにめぐり合わなければ、実績をあげることはできない。
魅力的なヤツだと思ってもらうためには、「素直」で「ひたむき」であり、それでいて「自分の意見はしっかり持っていて骨がある」、「何か役立ちそうだと思える」という要素が備わっていないといけない。生き方そのものが魅力的に映ると、ただ笑顔をふりまくだけよりも、もっと可愛がってもらえる。
■デキル自分を妬む先輩が何となく鬱陶しい
上の人に可愛がられないというのはビジネスパーソンにとっては致命的である。経営者の中には、高齢になって貫禄も威厳もあるが、どこか子供っぽくて、憎めない人が多かった。人から愛される人間になっておけなければ、四十、五十歳になったとき、人生で望むほんとうにほしいものは、実は君のものになっていない。私はそう断言する。
「困った人」の壁
生きていれば、他人との間でさまざまな葛藤や衝突が生じる。世の中には困った人もいる。だが、そんなときにこそ、相手が何を自分に望んでいるのか、深いところまで思いをめぐらせてみる余裕を持つべきだ。正義感に溢れた正攻法が、つねにベストな解決とは限らない。
第三章キャリアに対する突破力
いまの二十代、三十代の人にとって、一番かけているのは、「大きな目標」をもっていないということだ。目先の小さなことにこだわりすぎている人が多い。二十代の給料や昇進など気にする必要はない。もっと大切な「自分は長い人生で何をすべきなのか」という大きなテーマを考えてほしい。
ビジネス人生においては、二十代、三十代は修行期間だと考えている。四十代でも修行期間と考えていいと思う。花が開くのは、五十歳以降で、そこからがほんとうの勝負である。「大きな結果」を出そうと思ったら、それなりの時間がかかるし、長期にわたる修行期間が必要となる。二十代、三十代のときは、「ともかく、大きな人間になってやる」と考えて、他人から「バカじゃないか」と思われるくらいの、とてつもなく大きな目標を掲げよう。それが、キャリアを突破するための最大の原動力となる。
「焦り」の壁
成果主義だ何だの時代状況のなか、表面的な華やかさだけにとらわれて、結果ばかり急ぐのも分かる。しかし、チャンスをつかむには、それを追うことよりも、いざそれがきたときに、絶対に逃さないことのほうが大切だ。そのためには、ひそかに実力を蓄えて、いつでもチャンスをものにできるように準備をしておくべきだ。
「勉強」の壁
ビジネス分野での二十代の時期は、スポーツで言えば、まだ球を打たせてもらえる段階ではない。ランニングなどで基礎的な体作りをする時期だ。あらゆることに一生懸命に勉強をしておくときである。だから、社会に出てからすべきことは、一にも、二にも勉強だ。この時期に、たくさん勉強をして鍛えておいた人間が、四十代、五十代、六十代になってからのほんとうの勝負の時期に大きな力を発揮できる人間になるのだ。
「自分らしさ」の壁
成功している人たちは、お客様が継続的に「この人に仕事を頼みたい」と思うような誠実さを備えているし、部下や周りの人たちに「この人と一緒に仕事をしたい」と思わせるような何かをもっている。それは大きな夢を持っていることや、仕事への取り組み方の熱心さや、自分に厳しく日々向上しようと努力している姿勢などだ。
第四章人生に対する突破力
仕事でも恋愛でも、「たくさん失敗しなければ、大した人生は送れない。」そう肝に銘じて、つねに前を向いていってほしいものだ。
「お金」の壁
若いうちは半端なマネーゲームはやめて、自分を磨くために自分に投資しておけ。そうすれば、四十代、五十代になったころには、いやでも大金が転がり込んでくるようになる。
基本的には、お金は影のようなものである。自分に能力やスキルという実体がなければ、影であるお金は生まれない。逆に、能力という実体が備われば、「いらない」といっても、お金はついてきてしまう。影を追い求めたって、影は生まれない。二十代、三十代のうちに、実体をつくることに、全力をあげてみたらどうか。
ビジネス力の磨き方 大前研一
お馴染み大前研一の仕事本
エッセンスたっぷり
第一章先見力を磨け
○先見力と勘やひらめきは違う
先見力とは、現在起こっている事柄をこまめに調べて、そこから変化の兆しを見つけ、その兆しがどのようなトレンドになるかをしつこく考えた結果である。
①観察②兆しの発見③FAW(Forces at Works)ある傾向を伴った事象があれば、そこには必ずその事象を発生させるだけの力が働いている。④FF
○ソニーの将来に光は見えるか
・三洋電機、日本電気、日立といった業界のトップブランドが、ことごとくPBR(株価純資産倍率)が一倍以下となっている。問題は経営にある。日立にジャック・ウェルチがいれば。
・GEでは、クロトンビルに教育機関をつくり、時間とコストをかけ、どんな事業の経営もできる人材を必死で育てている。
・片や日本の場合、社長になるのは、そのとき一番儲かっている事業部のトップである。中小企業で功名乗りを遂げた社長をいきなり大企業の社長に任命してしまうのとなんら変わりはない。
○日本は美しい国になれるか
・今後の日本の繁栄を考えるなら、大量の規格品ではなく少数の規格外の人間が生まれえるよう、教育システムを改めるべきである。例:フィンランド、ノキアのヨルマ・オリラ氏。韓国、サムスンの李会長。
・日本で最優秀な人材を一番たくさん集めた日立が大幅な赤字に陥っている意味を考えねば成らない。二十世紀の秀才を集めても、いまの世界で収益を上げていくことはできない。
第二章突破力を磨け
○インテリはロジックで押し切れ
仕事を順調にこなしているようにみえても、それがその人の得意分野だったり、慣れ親しんだやり方で成果をあげたりしているうちは、その人の本当の実力は分からない。この人間が使いも物になるかどうか、判断するひとつの目安は、壁にぶち当たったとき、いかにそれを乗り越えるかである。
○突破力はこうして鍛える
目の前を塞ぐ壁がどんなに手強そうにみえても、絶対に自分から弱音を吐かないことが突破力の基本である。壁に向かって一歩踏み出せる勇気を自分の内部に養うこと。一番いいのは、先達の偉業に触れ、そこから勇気のかけらをいただくものである。
第三章影響力を磨け
○時代は周囲に影響を与える人を求めている
・いくら大企業に勤め、部長や課長という肩書きをもっていたとしても、自分のいうことをきちんと聞いてくれる人間が部下しかいなければ、その影響力はせいぜい部や課の中だけということにある。それが会社全体という人もいれば、会社を超えて取引先にまで及ぶという人もいるだろう。なかには、競合企業にその名が鳴り響いているという人だっているかもしれない。
・この影響力というのは言葉を換えれば、カネが稼げる範囲のことである。
・他人の意見をありがたがって拝聴し、従うことしかできない加工貿易時代の優等生は、いまや二束三文の価値しかない。
・ほとんどの人は相も変わらず、すでにある知識や情報をなんの検証もせず仕入れることばかりやっている。それではどんなに努力しても価値などか上がるはずもない。
○権威にすり寄るな
・権威にすり寄って手に入れた影響力で自分の価値が上がることは絶対にないし、長い目で見ればメリットよりデメリットのほうが大きくなることは避けられない。
第四章仕事力を磨け
○スピードアップのポイントはダンドリにあり
・仕事はトラック競技とは違う。ゴールは明確に提示されているが、ルートは各自で選択してよい。どれだけ効率のよい組み合わせを考えられるかで勝負がきまる。
○「あれ、どこにあったっけ」が時間を奪う
・資料やデータを探す作業が時間を奪う。
・気になる資料やデータがあったら、とりあえずパソコンに取り込んでしまう。ネットの記事なら、そのままコピー&ペースト、紙の資料はスキャンしてPDF形式で保存すべき。そして、メールに添付して、自分宛に送る。: これはもっと徹底させよう。重要な資料は特に。
・Googleの創業者、ラリー・ページ、セルゲイ・ブリン。
・YouTubeの創業者、チャド・ハーレー、スティーブ・チェン、ジョード・カリム
○クリティカル・パスを見極める
・「いちばん時間がかかるところを洗い出して、そこを最初にやっつける」
○取り残される旧世代の住人たち
・新聞の見出しの大きさをそのまま受け入れていたら、その新聞社のデスクと同程度の知的レベルしか永遠に獲得できない。
・日本のサラリーマン四千万分の一でいいというのなら、テレビや新聞の情報を、後世大事に生きていけばいい。
○サイバージャングルでは、とりあえず全部口に入れてみる
・RSSリーダーの集めた五百の記事に、十五分で目を通す。重要だと思われるものは保存しておく。
第五章人間力を磨け
○仕事も人生も下地がなければ楽しめない
・仕事でも趣味でも、下地をつくっている最中は、楽しむどころではない。でも地道に努力して手に入れたスキルは、必ずあとで人生に、大きな唸りを与えてくれる。: サッカー以外、ゴルフや他の趣味も徹底的に取り組もう。
○オフの予定から先に入れる
・六十を過ぎて、人生をエンジョイしようと思ったところで、いったい何ができるというのだ。遊びだって若い頃からの下地がなければ、楽しめはしないのである。
・本当にやりたいことは引退してからやればいい。時間ができたら、その時間を趣味に当てるという発想を変える必要がある。オフを充実させたいと思ったら、オフの予定から先に入れてしまえばいい。
○無駄な残業より家族との会話を優先せよ
・人生を充実させようと思ったら、忘れてはならないのが家族の存在だ。
・家族が喜びの場でなくてどうして仕事や人生を楽しめるのか、私には理解できない。実際、仕事を楽しめていない人ほど、家族との会話が少ないように思える。: 無駄な残業は本当に多いです。私。
○生活習慣も二十一世紀型に改める
・自分で問いを立てて、答えを見つけ、付加価値を生み出すことができるかどうかで、個々のビジネスマンの価値が決まってしまう。朝から知的生産に従事できないようでは、その人は業務に耐えられないとみなされてしまう。
○ハウ・アバウト・ブレックファスト
・アメリカのエリートビジネスマンは、一日をどんなふうに過ごしているだろうか。完璧な朝型である。朝の七時にはオフィスに来ている。
○私の仕事は朝五時から始まる
・上司になったら自分だけでなく、部下の効率をいかに上げるかも同時に考えなければならないのは常識であるが、日本のマネージャーでこれに気づいていない人は意外に多い。自分がチームのボトルネックにならないかを、最優先に考える必要がある。
仕事力
一流のビジネスパーソンの仕事に関してのアドバイスを凝縮した一冊
大前研一
・ どんな仕事からも学べ
・ ひどい上司がいるなら、いやがられても近づけ
・ 興味を持って人間関係を構築しろ
・ 与えられた仕事はすべてチャンス
・ やり遂げたら学べたことを分析して文章化しろ: 復習するという作業が抜けている。この時間を取らねば。
・ 仕事をえり好みする人は、好き嫌いだけで終わる
・ 一流企業の課長という役職でなく、この分野の、この業務を何年で達成した、といった、他社の人間が見てもはっきりと何の仕事がどこまでできるのか能力の全体像が掴めるように記述してみる。
・ 常に、自分の仕事を文章化して棚卸しする: 文章化して整理することが重要。自分のやるべき仕事ではないなら他に渡していかねばならない。
・ さらに3年後、5年後と能力のレパートリーを確実に増やす
安藤忠雄
・ 先人の仕事を糧に自分を奮い立たせろ
・ 日本人にはリーダーが足りていない
・ リーダーは想像力があり、目標を掲げられなければならない
鈴木敏文
・ 過去の成功体験に縛られるな
・ 能力は すべてを一つの仕事に注げ
・ 物まねは何も生まない
・ 総反対される仕事には独創の力がある

