「となり町と戦争します。」
いきなり隣町と戦争が始まる。
分けも分からず時が経ち、死者が増えていく。
戦争が起きているようには到底思えない日常の生活に戸惑う男。
またその戦争の業務として市役所で働く女。
この二人の話。
戦争の残酷さ。
リアルに戦争を味わった事のない自分たちにとって戦争とは頭の中でただ知っているだけの事になっている。
いまもなお、戦争は世界のどこかで起きている。
この瞬間に、ひとりの人が死に、最愛の人をなくした人が涙を流している。
これをリアルに表現したこの作品は、非常にすばらしい。
隣の町と戦争をすることは、隣の国と戦争をすることと同じである。
いつの間にか、戦争がはじまり、いつのまにか誰かが死んでいく。
となりで一緒に笑っていた人が、次の瞬間死んでいる。
あなたには耐えられますか?