秋から冬にちょっと上に羽織れるような服が欲しくなって、ずっと作りたかった
金子俊雄さんのオールシーズンのメンズ服の表紙にもなっているカバーオールみたいなものを作ってみました。
しかし、この本の型紙でこの服に使ったパーツはえりとパッチポケットのみですけど
センターベンツをいれて、肩にはタックを入れてゆとりを持たせています。
身頃と袖はうさこさんのテーラードジャケットの型紙を拡大コピーしてタックを追加など各部のあきや寸法を修正して型紙を作ってみました。
着物生地を使う関係で生地幅がとれないために前身頃、脇、後ろ身頃と各パーツが分割してある型紙を選択しました。
表地はこの単衣の着物を解いて使いました。ざっくりとした厚めの紬の着物です。
この着物を解いて裏地に使いました。
大島紬ということで買った着物ですが残念ながら泥大島っぽい柄が片面にプリントされていて大島紬では無いみたいです。
洋服生地というかスカーフのようなペラペラの質感です。
繊維を燃やしてみて絹のような臭いがかすかにするような気もしますがどういう生地なのかは不明です。
プラスチック臭はしないので化繊では無いようですが・・・
こう出来上がったものを見ると裏地によくありそうな柄にも見えますね。
この裏地に使った生地は絹が混ざってるのかは分かりませんがツルツルしている生地ですので綿が多いのでしょうか。
なんともいえないこういう色ですのでシックなのか派手なのか分かりませんね。
この生地はたて糸を目のさめるような空色、よこ糸を黒で織られていて離れてみると混ざって青に見えるということのようです。
ですから見る角度によって色味が変わります。
カメラで接近して撮影すると反射して光ってしまうのかなぜか灰色にしか写らないので離れて望遠側で撮影しました。
百均で生地と同じような色の25mmの大きなボタンを見つけましたのでそれを4つ使ってみました。
最初にもくろんだような気楽な羽織ものという感じではなく、クラシカルな感じのショートコートという感じになりました。