暑い天候が続いています。

薄いテロテロした夏お召しの生地でシャツを作ってみました。

正絹西陣織お召しという古着をネットオークションで1080円で入手してリメイクしたものです。

お召しということでもっとしっかりした生地を期待してたのですが届いてみたら夏物のすごく薄い生地のものでした。こういう生地は紙のように薄くて縫うときも扱いに困りますね。

祖父がこういう着物を着ていたような記憶があります。

(中古屋さんが茶色の着物がたくさんあってどうしようも無いからと同じような着物をサービス?で他に3着も送ってくれましたがそのうち2着は化繊で洗濯すると破れてしまいました・・・化繊は薄くすると弱いんでしょうか)

この焦げ茶色の薄い生地をどう使っていいのか難しいですね・・・

 

ということで茶色だけだとアレですのでえりとかの布を藍色の結城紬(正絹)にしてみました。

 

遠目にはこげ茶に見えますが赤、黒、黄色の糸で織られていて

トータルで茶色に見えるということみたいです。

見る角度で色が違ってみえるという感じです。

縦糸の色を変えて細い縦縞になっているみたいです。

 

ボタンの存在感が欲しくて百均の15mmの木製ボタンを使いました。

最初はふつうのシャツ用の半透明のプラスチックボタンをつけてみたのですが

さりげなさすぎてぴんとこない感じでした。

 

とりあえず着てる分には涼しいですが見た目がダークで重たい感じですね。

しかし、薄い布なので着てて破れないかどうか心配です。

こういう繊細な生地は裏地をつけて仕立てたほうがいいのかな・・・