術後、3週間ほど経ったころ、ふーさんの仕事もお正月休みも含めて長期休みが取れたので久しぶりにアパートへ家族5人で戻りました
アパートに入るなり・・・部屋の匂いや風景を見たら、懐かしさがこみ上げて来て・・・
思わずふーさんと涙してしまいました・・・
ついこの前までここで病気のことなんか考えず、バタバタだけど楽しい生活をしていた・・・
今は家族が離れ離れになって治療をしなくてはいけない・・・・
病気になって、初めて「あたりまえの日常」の尊さを知りました
「1日」、「1年」、時間に対する価値観も変わりました。
今までは「1年ぐらい」なんて感覚でいたのに、「1年も」と感じるようになりました。
時間は止まってはくれない・・・やりたいことは迷わずやらなきゃ
落ち込んでは、悲観的になってばかりじゃ人生損してると奮起してみたり・・・
まだ少し、不安と希望の狭間でもがいています
「癌」にならずに済むなら、その方が幸せでしょう。
でも、「癌」になったからこそ、家族や周りの人の温かさ、時間の大切さ、命の尊さを実感することができた。
私の人生を、も~っと深いものにしてくれるに違いない
手術が終わった安心感や久しぶりに家族5人で過ごす時間・・・
最高に幸せな時間でした
1月はあっこの4歳、りこの2歳の誕生月だったので、
ケーキを作って、みんなでお祝いしました毎年、こうやって誕生日を祝ってあげたい
成長をこの目で見守っていきたいそう強く思いました
なかなか大変でしたがクッキーで二人の顔を作って飾りました
(部屋が汚いのは仕方ないのです・・・開き直っちゃいますw)
アパートにいたのは2週間だけだったけど、すごく充実していた
3人共、ママの所に産まれてきてくれてありがとう
放射性ヨード内用療法は、受けたら1か月間は接近制限があります
治療そのものより、子供達と会えないことの方が辛すぎる
1か月で結構成長してるもんだから・・・成長を見逃してる気がしてしまう
でも、被爆させるわけにはいかんしっかり充電したし、頑張って耐えるぞ