今回のブログ、写真が大量&とっても長くなっておりますのでご承知おきください。
こんばんは
でございます
おかげ庵に行く前に訪れていた
美術館の記録です
写真整理するのが面倒(←)で、なかなか手をつけられませんでしたが何とかやる気をかき集めました
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それでは本題へ参りましょう
今回、どこの美術館に行ったのかというと!
『ヤマザキマザック美術館』です
名古屋にあります
4月の初め頃かな?
ヤマザキマザック美術館で開催されている特別展「記憶の花」のパンフレットをたまたま見る機会がありまして。
そしてパンフレットの写真に魅了されて。
ずーっと行きたいと思ってたんです!
そして検診の為に有給休暇を取った日の午後。
せっかくの平日休みを逃す手はない!
ってことで!!!
夫を誘って行って参りましたー!
すんごく素敵な作品ばかりで、期待以上に楽しめした
写真をいっぱい撮ったので記録のために載せていこうと思います
もちろん写真撮影OKのものだけです
というわけで、今回のブログは「記憶の花展」の内容に触れまくっていますので
ネタバレ注意です!!!
今後行く予定があるかも!という方はご注意ください
それでは本題へ参りますよ〜
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当日。
美術館に着いたら受付でチケットを貰い、まずは「記憶の花」展へ向かいました。
特別展の券で常設展も鑑賞できます
パンフレットはこちら
エレベーターを降りたら、この素敵な光景がお出迎えしてくれました
シャンデリア、カッコいい!
⚫︎ごあいさつ。
入ってすぐに飾られていたのが
こちらの「FLOW」。
これ写真なの!?
と初っ端から興味津々なトントコ夫婦
右下にあるイヤホンマークは、音声ガイドがあるという印です。こちらの美術館、なんと音声ガイドが無料サービスなんです!
音声ガイド、初めての体験でしたが絵を見ながら説明してもらえると凄く理解が深まっていいですね
⚫︎蓮(はす)
蓮の写真を眺める夫
⚫︎薔薇
鑑賞しながら、いつのまにか『音声ガイドを手に持って、目配せして、せーの!で同時に再生する』という暗黙のルールが出来ました
同時に聞いた方が感想言いやすいですもんね
⚫︎芥子(けし)
この芥子ゾーンが素敵すぎて…。
見た瞬間思わず歓声を上げちゃいました!※もちろん小声で
全部、写真だなんて信じられない!
と思う芸術的な作品ばかり。
うっとり眺めておりました
一旦プリントした写真に「ライティング技術を駆使して色を操作する、薬品を使って剥離させる、ぼかしを加える」といった加工を加えて再び撮影して作品に仕上げるんだそうです。
そして何と言ってもインパクト大なこちら!
中をくぐってもいいと書いてあったので慎重に近付いてみましたドキドキ。
こんなに面積の広い布、どうやって染めたんだろうね〜と不思議そうに覗き込む夫。
そんな布の染色方法に興味津々な夫をよそに、写真を撮るのに夢中な私
オシャレ空間過ぎて、撮る写真撮る写真全部映えるもんだから大興奮でした
この写真なんてなんだかCDのジャケットみたいじゃないですか?
え?そんなことないって?
せっかくなので私も撮ってもらいました
それにしても、こんなに薄くてこんなに大きな布にどうやって写真のデータをプリントしているんでしょうね?不思議だ〜!
こちらはパンフレットの表紙に使われていた作品ですねとても印象的でした。
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はい!
記憶の花展の記録はここまでとなります
もう本当にこの空間が素敵すぎて…。
来てよかった〜!って思いました
人もほとんどいなくてゆっくりじっくり鑑賞する事が出来たのもとてもよかったです
やっぱり平日のお出掛けって素晴らしい!
記憶の花展、出来るならずっと眺めていたかったです…が!こちらはあくまで特別展。
常設展示もまだまだたくさんあるのです
というわけで名残惜しくはありましたが、記憶の花展を後にして、常設展示のある奥へ進みました
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長くなりましたので、常設展についてはまた次回にしようと思います
常設展、物凄い作品の量でした…!
というわけで今日はこの辺で♪
最後まで読んでいただきありがとうございます
記憶の花展の情報はこちらです💁♀️
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以下、「記憶の花」展の素人の感想です
※ 長文なのでご興味ある方だけどうぞ!
ブログを書いた後、改めてパンフレットを見返してみました。そして作者である藤原さんの「命の儚さ、そして存在の輝きを表現したもの」をつくりだしていきたい」という言葉に感銘を受けました。
本当に、その言葉がぴったりの作品だったなぁ、と。
「記憶」って曖昧で儚いものですよね。
そんな曖味で儚い「記憶」を、ありのままを写し出す”写真”という「確かなもの」に乗せることで唯一無二の、藤原さんだけが見た光景を閉じ込めたものというか。
上手く言葉に出来なくてもどかしいのですが…。
「儚さ」を形にした作品だと思いました。
そして、儚さは同時に命の輝きや美しさを教えてくれるものでもあると思うのです。
命は永遠ではない。だからこそ美しいのだと。
そして「儚さ」は弱さではなく、強さの源なんだと。
藤原さんの作品からそんなメッセージを受け取った気がします。
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自分の中にあるものを形にして表現する。
そしてそれを見た人の心を動かす。
やっぱり芸術家って凄いなって思いました。
絵画や芸術作品に限らず、自分の中にあるものを外に出して形にする作業って凄く大変で苦痛を伴うこともあるだろうし、きっと思うように行かなくて投げ出したくなることもあると思うんです。
それでも作品を生み出すことを辞めない、その原動力って何なんだろう?名誉?名声?うーん。しっくりこないな。
衝動?の方がしっくりくるかも!なんてことを考えたりしてました。
そういえば、モネ展の感想でも同じようなことを書いていた気がします。
私はきっと、その人の背景(どんな人生を歩んで、どんなことを考えて、どんな行動をしてきたのか)を知るのが好きなんだと思います。
ここまで考えて、なんでそれが好きなんだろう?という疑問が浮かんだので分解してみました。
その人の歴史にはその人がその人たる所以、それが表れている。そしてそれを知ることが私の人生の歴史の一部となる。
つまり「人を知ること=私を形作る一因となる」ということ。
だから、自分の為に知りたいんだな、きっと。
うーん、なんだか回りくどい言い方をしてしまいましたが、一言で言うと「自分以外の人の考えや生き方って参考になる!知りたい!」って感じかな?
だから生き方や思いが垣間見える芸術作品を見るのも好きなんだな、と。(そして難解過ぎる作品には心があんまり動かない理由もそれかなと思いました。有名どころで言うとピカソとか?凄いんだろうな〜とは思うものの抽象的過ぎて、未熟な私にはメッセージが全く読み取れません)
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以上!サラッと感想を書くつもりが、何だか思わぬところまで思考が及び長々と書いてしまいました
やっぱり文字にすると思考が深まりますね。
ブログに書くってそういう意味でもすごく有意義だな、と思います。
自分の感想を読み返してみて
なんかポエマーチックだし、これブログに残す必要あるかしら?という気持ちにもなりましたが、このブログはあくまで「いつか見返す自分の為のもの」なので、思考の記録として残しておこうと思います。
でもやっぱりちょっと恥ずかしいので小文字にしてみました意味ないか
長い感想文にお付き合いくださった方、
ありがとうございます