オープン記事での投稿です。


街路樹や、街の庭先で、モクレンが咲いていますね。

今年は桜が遅いので、モクレン→桜、という従来の順序通りです。


昨日の続きです。


ちょっとヒートアップしつつ、息子に叱るべきことは叱り、特性も伝えられたから、結果オーライかなと思っていました。


多分、この調子じゃ、翌朝は起きてこず練習は不参加かな?と思っていました。


とはいえ顧問に欠席連絡は入れさせないといけないし、出勤前には起こしたいと思い、揺すって起こしました。


ゾンビのように起きてきたものの、その場にへたりこんでしまい、ぽつりと





生きてる意味が分からない

最近、よく思う

何をやっても、うまくいかなさすぎる。


これはまずい。

鬱の、自◯企図だったらどうしよう。


「大丈夫だから、

生きているだけで、価値がある。

健康な身体があれば、人生何とでもなる。」


必死に伝えました。


これはもう、仕事どころではありません。

きっと、行っても、心配で仕事にならない。

休むことにしました。


私は、決して自◯が他人事とは思っていないんです。

勤め先の小さな会社の社長、資金繰りが苦しくなって、その道を選びました。

お隣さんは、仕事のストレスが重なり、その道を選びました。

テレビで息子を自死で亡くしたお母さんが、「時を戻せるなら、死んだらあかんで、と何度も伝えたい」と言っていました。


村上春樹の代表作、ノルウェイの森では、有名なこの一説


死は生の対極にあるのではなく、

その一部として存在する。


9時を待って、かかりつけの心療内科に連絡をし、受診しました。

完全予約制ですが、緊急時は対応してくれる、本当に有り難いクリニックです。


ドクターと息子、1対1で、30分近く面談してくれました。


とりあえず、自◯するほどの強い衝動性はない。

狂言に近いと、思う。

とはいえ、抑うつ状態にあるのは間違いない。

新しいお薬を、一応処方しますが、根本的な解決は、環境を変えること。

(具体的には、退学)

一度、家族でよく話し合ってみて、また来週お越しください。



とりあえず、危機は脱しました。

この先生は、本当にすごい方です。

真摯に向き合って、考えて下さります。

以前の先生は、お薬を処方して終わり。

診察1分かからない。





私は、レールを外れることに恐怖はないけど、やはり本人は勇気がないようで、


周期的に毒づいたりするものの、天秤にかけて考えてみると、在学するメリットは大きいというので、結局今回は先送り。


親としては、やはり、最終的な「自立」という問題が一番気になるところで、そこにどうフォーカスするかが問題。


LITALICOなどのWEBセミナーにも参加したことがあるのですが、

障害者雇用を選ばず、一般就労した場合の離職率は、とても高い。

はっきり言って1年持たない。


それに比べ、オープン就労だと、周囲の理解も得られるので、やはりそれなりに続いてはいる様子。


一般的には、トライ&エラーと言うけれども、

こういう子がエラーを重ねたって、なかなか成功に結びつくとは考え難い。

成功に結びつく前に、病んでしまわないか。


クラスや部活で、一応普通の子として過ごし、担任や顧問には伝えているものの、

やはり特別扱いをされる訳ではなく(むしろ本人もそれを望んではいない)


そうなると、やはり、色々難しかったり、困り感を抱えたり、統制が取りにくかったりする。


大学に進めば、この問題を4年間先送りできるのだけれども、

そもそも勉強が苦手。

そして、卒業時、大卒扱いになると、さらに求められるものは大きくなる。


この問題をどう決着つけるのか、

進路問題、あと1年半後に迫っています。


そんな中、

今日から、4日間の合宿に向かいましたキョロキョロ