昨日の、「薬学生の闇(私の妹)」の記事、
コメントにて、早く続きを
と頂戴しました
では続きを赤裸々に…
1浪、そして4年制薬学部を6年かけて卒業した私の妹。
解説動画は、ボーダーフリー大学でしたが、妹が通っていたのは、一応老舗大学でした。
次の行き先は、国試浪人予備校です。
当時は薬ゼミと呼ばれていました。
こういう学生が集まるみたいです
ずんだもん解説動画でも言っていて、親も言ってたのですが、
学費と年月をここまで掛けて、今さら一般就職とかできない、引くに引けない。
ドロップアウトする学生もいる中、どうにかこうにかやってきて…
無事、浪人1年目で、国試には受かりました
本人も、親(特に母親)も、泣いて喜んでいました。
あの時、製薬会社のMRに逃げ込まず、資格を諦めなくて良かった
それは私も深く同意です。
華やかな営業とかの職ではなく、地元の小さな調剤薬局で、薬剤師として働き始めました。
ここからが、彼女の人生の第二章です。
もともと、バイト命で、働くことは厭わなかった妹。
仕事に対する頭角をメキメキと現わし、
調剤薬局を幾つか経験する中で、仕組みや経営のノウハウを得て、
総合病院の薬剤部で、夜勤の仕事をたくさんして
(子供は、親や夫に預けていた)
家が汚くても平気な性格が、功を奏し
(余計なお世話か！？)
資金をあっという間に貯め、自分の薬局を開局
２店舗経営し、老健などの施設をたくさん抱え、
高齢の父親を従業員(配達運転手)として雇い、
従業員10名ほど抱える女社長に
気風もよく、男みたいに豪快で、金払いもよく
(人はそれをNARIKINと呼ぶ)
華麗に変身を遂げました
迷惑をかけた両親を、今はしっかりと養ってくれています
(左うちわやと思います)
仕事が好き、仕事への責任感が強い、お金を稼ぎたい。
勉強が苦手でも、こういう気持ち、あと健康な身体があれば、何とでもなれる
そんなお話でした。
そして、薬学部出身の、国試浪人生を、バイトとして雇ってあげてるそうです。
多浪を重ねる子も、実際いる世界みたいです。
真面目に勉強やってないだけちゃうの？と聞いても、
違うんです〜めっちゃ、やってるんですぅ〜、 という感じらしくて…
厳しい世界があるみたいです
妹は、
あまりに私と対照的なタイプなので、過去何年か、音信不通の時期もありました。
一番の理由は、
住んでいる場所が遠い、ということでもありますが…
私は、しっかり自分軸を持って、マイペースで、パート勤めで頑張っていきたいと思います
今日の1枚
懸垂型モノレールです。
全国で、鎌倉と千葉だけみたいです。
息子の影響で、電車大好きになった母です
