みなさんこんにちは!
ずんだです。
The Musical DRACULA
2026年9月1日/2日の2日間、
ソウル公演を鑑賞してきましたあああ!!!
というわけで、第2回の今回の記事では、2幕の見どころを中心に感想を語っていこうと思います。
<今回の内容>
4.2幕の見どころは後半に集中!
4-1.The Longer I Live
4-2.loving you keeps me aliveをワンフレーズ
4-3.At Last~ Finaleで大号泣(涙)
5.キャストの皆さんを語る
5-1.9月1日公演
5-2.9月2日公演
6.座席選びの重要性を実感
6-1.9月1日 8列目の一番右端(上手側)
6-2.9月2日 10列目のドセンター
※ミュージカル「DRACULA」は、作品のタイトルと主人公の名前が同じです。
それによる混乱を避けるため、この記事では、作品名は「DRACULA」とし、ジュンス演じる主人公であるドラキュラ伯爵は「ドラキュラ」と、表記を分けています。
前回の記事はこちら↓(1幕の見どころ)
ミュージカルの1幕が終了すると、20分間の休憩に入ります。
今回の会場である「LGアートセンター」は、トイレがとにかく広くて個室が多い、という良さがあるんですよね。
長い行列もどんどんはけていくので、「このまま並んでいたら2幕開始に間に合わないかも?!」という不安は一切感じずに済むんです。
本当~に有難いです。
4.二幕の見どころは後半に集中!
4-1.The Longer I Live
ずんだ的1幕の見どころは、「Fresh Blood」と「She~Loving You Keeps Me Alive」だということは、前回の記事でお伝えしました。
そして2幕の見どころは、ミュージカルの終盤、「The Longer I Live」
「Loving You Keeps Me Alive(数小節のみ)」そして、「At Last~ Finale」です。
そして私は、この4曲の間ずーーーっと、泣きっぱなしなのでした。
400年の時を経て、愛する妻エリザベスの生まれ変わりであるミナと出会い、彼女を自分の生きる闇の世界へ連れていくことを望んできたドラキュラ。
けれど、「The Longer I Live」では、その思いが揺れ始めます。
400年の時を超えた運命の愛。
手放したくない。ミナと共に永遠の時を生きていきたい。
そう思ってきたけれど・・・
この愛は本当にミナの為だったのだろうか?
一体何が正しい道だったのだろうか?
そう自分に問いかけるのです。
この曲を歌う時、舞台の上にいるのはジュンス(ドラキュラ)だけです。
固くて巨大な城壁をイメージしたセットの間を、一人ぼっちで歩いていきます。
いまにも倒れそうな弱弱しい姿で、この曲を歌い上げるドラキュラ。
その姿からは、彼のあまりにも深い孤独が感じられるのです。
そんなドラキュラの姿を見て、歌を聴いて・・・
これ、もう泣くしかない(涙)
4-2.loving you keeps me aliveをワンフレーズ
二幕後半、ドラキュラを居城まで追いつめてきたヴァンヘルシング教授は、ドラキュラによってヴァンパイアにされてしまった愛する妻、ジュリアと再会します。
変わり果てた姿となった妻を抱きかかえ、泣き崩れる教授。
その姿を、ドラキュラはじっと見ています。
そして一人舞台に残ったドラキュラは、そっと、呟くように歌い始めます。
くでん ね さるめ いゆ
그댄 내 삶의 이유
君は僕の人生の理由
なるる さるげ はん ちょっさらん
나를 살게 한 첫사랑
僕を生かした初恋
おれん せうぉるちょちゃど ちうる す おっとん さらん
오랜 세월조차도 지울 수 없던 사랑
永い歳月でさえも消せなかった愛・・・
わずか数小節のこの歌声を聴いた瞬間。
まさに、「感動で心が震える」とはこういうことかと思いました(大号泣)
このシーンは、初演の「DRACULA」ではなかったのですが、2016年の再演の時に追加されたんですよね。
このシーンが入ることによって「ドラキュラはこの時心が決まったのだ」ということがはっきり分かるようになったと思います。
とっても短いけれど、本当にほんとうに、大好きなシーンです。
4-3.At Last~ Finaleで大号泣(涙)
いよいよミュージカルは佳境に入っていきます。
このあたりになると、私は勿論周りの観客たちもすすり泣きをしているのがはっきりと聞こえてきます。
みーんな、このストーリーに入り込んで見ているんだなというのを感じます。
さて、「At Last」はミナのソロ曲です。
この曲で、ミナはドラキュラと共に歩んでいくことを決意するのですが、特に大好きなフレーズがあります↓
なえまめ びっ てやんい あにら くで びっ
나의 맘의 빛, 태양이 아니라 그대 눈빛
私の心の光 太陽ではなく あなたの眼差し
く さらんい ね まうむる ぱっけ へ
그 사랑만이 내 마음을 밝게 해
その愛だけが 私の心を明るく照らす
ここが大好きで、毎回CD音源を聴く度にウルウルしていたんですよね。
そしてもちろん本番でも(以下延々繰り返しw)
そして、この後に本当に最後の1曲「 Finale」をドラキュラとミナが歌います。
ミナはドラキュラと共に歩んでいくと心に決めたのに、逆にドラキュラは愛しているからこそそれはできないと拒否します。
愛するあなたを、私がいる暗闇の中に閉じ込めることはできません。
わたしを愛しているなら自由をください。
永遠の眠りを許してください。
ここで、ドラキュラとミナの想いが、歌声を通して激しく交錯していきます。
ミナ役の女優さんの歌声にジュンスの歌声が重なり、お互いの魂をぶつけあうようにこの曲を歌い上げていくのです。
そして、最後のフレーズ
さらんへそ くでる うぃへ っとながるけ・・・よ
사랑해서 그댈 위해 내가 떠날게・・・요
愛しているから、あなたのために私が去ります
こう歌った後、ドラキュラは自らの命を終わらせるのでした。
最後の一言「・・・よ」をまるで消え入るように歌う瞬間が、もう本当にたまらなく切ない(涙)
そしてこの直後に、間髪入れずオケが「DRACULA」のメインテーマを大音量でばばーん!!と演奏するのです。
ミュージカルあるあるの演出ですが、これのおかげで、よりドラマティックに盛り上がるんですよね。
この音楽が、私の泣きのツボをグイグイ押してくるんです(涙)
だからなのか、なおさら泣きました(泣)
ところで、最期の瞬間のドラキュラは、どこか安堵のような表情を浮かべているんですよね。
だから、悲劇的なラストシーンなのにも関わらず「これでよかった」という納得感があるんです。
このことが気になって、帰国後に原作「吸血鬼ドラキュラ」を確認してみたんです。
すると、最後の一文にこう書かれてありました。
(ドラキュラが)崩れ去るその瞬間、思いもよらなかった安らぎの表情が伯爵の顔をよぎったのを、私(ミナ)は生涯忘れることなく、よき想い出とするでしょう。
※ブラム・ストーカー 田内志文 訳(2014)『吸血鬼ドラキュラ』角川文庫 p.659
ミュージカル「DRACULA」は、原作通りの解釈のラストシーンだったようです。
次に、私が鑑賞した2026年9月1日と2日のキャスティングボードを紹介しつつ、特に印象的だった俳優さん達について語っていこうと思います。
5.キャストの皆さんを語る5-1.9月2日公演
ドラキュラ:キムジュンス
ミナ:チョジョンウン
ヴァンヘルシング:イムジョンモ
ジョナサン:チンテファ
ルーシー:イアルムソル
レンフィールド:チウォンソン
この日、印象的だったキャストは、やはり!何といっても、ミナ役のチョジョンウンさんです。
私より先に「DRACULA」を鑑賞した方々みーんなが口をそろえて「チョジョンウンさんがとにかく凄い!!!」と語っていたので、期待度100%で観たのですが・・・
本当ーーに凄かったです!!!
歌が上手いのは勿論なのですが、演技力が素晴らしい俳優さんだと思いました。
初登場シーンでは、低い声であまりにも落ち着いて話すので「え?テンション低すぎない?」と驚くんです。
けれど、そんなだったミナが、物語が進むにつれてどんどん変化していくんですね。
ミナのドラキュラに対する思いの変化がはっきりと分かるように、でもとても繊細に演技されているんです。
そして終盤の「At Last~ Finale」で、ドラキュラを前に感情を爆発させている姿は、初登場シーンとは別人のようでした。
ドラキュラとの出会いによって、ミナがこれだけ変わったということがよく分かるんですよね。
こんな風に、チョジョンウンさんは、演技に説得力のある超実力派の俳優さんでした。
もう一人、印象に残ったのは、ルーシー役のイアルムソルさんです。
チョジョンウンさん演じるミナが、落ち着いたしっとりとした女性のイメージだった反面、ルーシーはお茶目でカワイイ女性と言うイメージでした。
この二人の対比構造がとても良かったと思います。
イアルムソルさんの演技はとても分かりやすく、少し大仰な感じが私は好きでした。
歌声はとてもパワフルで、聴きながら圧倒されましたね。
5-2.9月2日公演
ドラキュラ:キムジュンス
ミナ:パクジヨン
ヴァンヘルシング:カンテウル
ジョナサン:イムヒョンジュン
ルーシー:イエウン
レンフィールド:チョソンリン
この日の公演で印象に残っているのは、やはりミナ役のパクジヨンさんです。
上に書いた通り、ミナ役はチョジョンウンさんがあまりにも素晴らしい!という前評判通りだったこともあり、このパクジヨンさんにはそれほど期待してはいなかったんです(本当にごめんなさい)
でも、その予想に反して、彼女も本当に素晴らしかったんです!!
とにかく歌声がパワフルで、特に2幕のソロ曲「If I Had Wings」はド迫力でした!
その証拠に、この曲を歌い終わった後の、会場からの拍手声援が本当~に大きかったんです。
この、割れんばかりの拍手から、観客たちが彼女の歌声に感動した思いと、興奮が伝わってきました。
そして、これまた意外な伏兵(?)だったのが、ジョナサン役のイムヒョンジュンさんです。
正直、これまで何度も「DRACULA」を見ながらも、ジョナサン役の俳優さんに注目したことはありませんでした。
でもイムヒョンジュンさんはとても良かったんですよね。
というのも、ソロ曲「Before The Summer Ends」を聴きながら、ドラキュラがミナを愛するように、ジョナサンもまたミナをまっすぐ愛しているんだなと言うことが伝わってきたんからです。
私がジョナサンの歌を聴きながら泣いたのは、この時が初めてでしたね。
最後に、注目したのはこの方。
レンフィールド役の、チョソンリンさんです!
そうです。
チョソンリンさんは、ジュンスが兵役に就いている時に、同じ警察広報団で活動していた、あの「JOSTER君」です!
あのころとは雰囲気が変わって、きりっとしたイケメンになりましたよね!
兵役中、広報団で共に同じ釜の飯を食った(←例えの仕方w)二人が、除隊後にこうして同じ舞台を踏むだなんて・・・。
胸熱ですよね(涙)
私的に、前日の公演でレンフィールド役を演じたチウォンソンさん(←かなーり癖強め)よりも、チョソンリンさんのほうが好みでした。
まっすぐな歌い方で、セリフも歌詞も聞き取りやすくてよかったです!
このように、今回のミュージカル「DRACULA」鑑賞の旅では、2日間公演を鑑賞するうち、ジュンス以外のメインキャストが全て違う俳優さんだったんです。
というか、そういうキャストで観たかったので、敢えてこの日程を選んだのでした。
結果、大正解だったと思います!
6.座席選びの重要性を実感
最後に、座席について語っていこうと思います。
2日間鑑賞するので、それぞれ違う位置で観たいなと思って座席を選んでいきました。
かつては、代行業者に頼んで神席を取ってもらってきた私ですが(←)
韓国の法律が変わって業者がチケッティングに介入することが基本的にできなくなってしまいました。
その為、最近のチケティングは全て自力で行っています。
6-1.9月1日 8列目の一番右端(上手側)
「DRACULA」のラストシーンに登場する棺は、舞台の向かって右(上手側)にあります。
だから、端っこの席しか取れない場合は、右端の上手側を取ると決めていました。
この日は8列目だったということもあり、端でもかなり舞台に近く感じました。
ああしかし。
端っこであるがゆえ、音は本当~~に良くありません(涙)
見ていて一番困ったのは、俳優さん達の台詞がとっても聞き取りにくいという点です。
この俳優さんの声だけが聞き取れないのではなくて、全体的にクリアさがなく、こもって聴こえるんですよね。
そんな中、ドラキュラ(ジュンス)の台詞だけは全てよく聞こえたんです。
それはきっと、私自身がいつもジュンスの動画を見ているから、自分の耳が彼の話し方や声のトーンに慣れていたのだと思います♡
最初私は、この「セリフの聴き取れなさ」を、役者さんたちの活舌や発音の問題なのかな?と思っていました。
けれど、翌日の9月2日公演を見て、それは違うということがはっきりと分かったんです。
6-2.9月2日 10列目のドセンター
翌日の座席は、友人が譲ってくれたものでした。
本当~に最高に素晴らしい席で、友人には感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、このセンターの座席で鑑賞したところ、前日とは全く違って驚くほどはっきりとセリフが聴こえたんです。
勿論、歌声も、オケの音も、全てが完璧なバランスでした。
座席による音の違いの大きさを実感した瞬間でしたね。
私は今回の経験をもとに、今後はどんなに前列でも端っこの座席を取るのは避けようと思うようになりました。
前列に座って、舞台の上にいるジュンスに少しでも近づける、近くで見られるのはもちろん嬉しいです。
けれどそれ以前に、ジュンスが情熱を傾けて出演しているこの作品そのものを楽しまなければ本末転倒です。
総合芸術であるミュージカルを、オケも、歌も、セリフもちゃんとよく聴こえる座席で鑑賞して、より深い感動を味わえたらなと思います。
とは言え、自力でのチケッティングなので、望む座席を取ることは本当~に難しいのです(涙)
だから、ミュージカルの座席問題は尽きないし、これからもずっと苦労は続けていくんだろうなと思っています。
というわけで今回の記事を〆ます。
次回、レポ(3)(たぶん最終回)では、カーテンコール、会場の様子、グッズなどについて語っていく予定です。
引き続きお付き合いいただけたら嬉しいです。
今日も長文にお付き合いくださり、ありがとうございました!
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