今週の安息日はオーストラリアからのゲストがいた。

美しい家族でもちろん子供はアニメオタク。

「Otaku-オタク」は英語です。

 

私がシドニーで改宗したことなどを話しながら

オーストラリアの状況など情報交換。

いかにオーストラリアが好きになったかも熱弁した。

 

初めて会ってももちろん、

シナゴーグに来るユダヤ人というと、

多くは共通の知り合いやラビがいる。

 

墓の話になり、今週は夫がアメリカで不在により、

責任感の強い私はアメリカンジョークでもてなした。

 

私「ジョーク言ってもいい?」

ゲスト「聞かせて!」

私「日本は土葬できる墓を探すのが大変です。

  だから見つけたらみんな、死ぬほど入りたい」

うわっはっはー

珍しく大成功。

 TODAY'S
 
I am dying to get in.

死ぬほどなんかしたいという時使えます。

私のように英語に苦手意識がある人が使うと

なんか喋れる人のように見られるフレーズ。

国際結婚というと「英語勉強できていいなあ」

と言われますが、

なんならアレクサの方が忍耐強く

英語学習に付き合ってくれるかもしれない。

 

義母にプレゼントしたアレクサは、

ビデオコールで話していると

声の方にズームしてくれるのですが、

ちょっと動くとついてきたり、

声の大きさで超ズームになったりして、酔う。

 

さて、オーストラリアからのゲストに加え

各地から超敬虔なユダヤ人の方々が

ゲストに来ているので

街中で見かける方も多いと思います。

 

男性は女性と目を合わせることがないように

細心の注意をしているのでチラ見して大丈夫(?)ですが

胸ポケットにみんな小さい祈祷書を忍ばせて

女性が視界に入りそうな時に祈祷書に目を移します。

この借り物画像でもわかるように、

いろんな種類のコスチュームがあります。

帽子も、黒、茶色、毛並み、幅広、高さ、

タイツの色、コートの色、模様、素材、

全部出身グループごとに分かれています。

ちなみにこの茶色のチョコレートケーキ帽の中は

空洞で、上から見るとキッパ(お皿のような帽子)が

見えます。

今流行りの「クラウンレスハット」

というのでしょうか。

 

女性も夏でも全ての関節が隠れる黒い洋服なのですが

今は冬なので目立たなくて良い季節だと思います。

 

見た目が異様で目立つし

考え方も何も共通点が見つけられない、

そんな気もするかもしれませんが

日本の洋服は人気なので

「あの子の服どこで買えるんかしら」

「日本の看板がヘブライ語に見える〜」

とか思いながら歩いてると思います。

アラブ系の女性のブルカやニカブの中は

信じられないくらいゴージャスで

おしゃれに敏感、と同じように

喋ってみればみんな一緒だと思うと思う。

 

イスラエルは今戦争しているけど

イスラエルにいる友人なりは

「学校でも一緒に勉強したし良い人たちばかり」

と言う人が多い。

「一部ちょっと過激な人たちがいるけど、お互いね」

と。

 

 

自分が見てることはほんの一部。

そしてそれは錯覚かもしれない。

これはユダヤ人墓地。ニューヨークにて。

石を墓石に置いて、

「来たよ」とお知らせする。