福井県の敦賀港にある
「人道の港 敦賀ムゼウム」という博物館で
アンネ・フランク展があります。
なぜここに博物館があるかというと、杉原ビザで難を逃れたユダヤ人たちが最初に降り立った地がここ敦賀港だったからです。地元の人たちが初めてユダヤ人をみたときのこと、その時の生活やどう支援したかなどが垣間見える。
夫の曽祖父母の世代はホロコーストではなく、1900年代に旧ソ連、ポーランドあたりの村からドイツへ渡り、船に乗ってNYに入国したと手紙に書いてあった。
その道中も悲惨と奇跡がぐちゃぐちゃになっていたと思われるけれど、長い船旅を終えて、その地に降りたった瞬間がいかに不安と期待でまたぐちゃぐちゃだったか、私にはわかりえない。
元々はかなり小さい博物館だったのですが
2021年にリニューアルされてえらい立派に。
イスラエルからの観光客も多く
ここを立ち寄っています。
(リニューアルオープンの式典の時)
10月1日までアンネフランク展はやっているので、立ち寄ってみてください。福井のいいところは、どこも混んでない。食べ物も景色も道中も最高です。