ユダヤ教で一番大事なことの一つに

「安息日を守ること」がある。

 

安息日を守るというのは

「労働をしない」ことであって

労働をしないというのは

「39個の作業をしない」ということであって

39個の作業というのは以下の写真の通り。

例えば1から、「運ぶ・燃やす・火を消す・終わらせる・書く・消す・料理・洗う・縫う・破く・結ぶ・ほどく・形作る・農作業、、、」など、けっこう細かい。でも一つ一つの労働にも人それぞれなので、全てのカテゴリーに、重箱の隅をつつく以上のルール本がある。

 

有名なところでは「安息日はスマホをつかわない」

ということがありますがこれは

「電気を使わない」というところから派生しています。

そしてそれは「燃やす」ということから派生しています。

電気と炎は化学的には違いますがその説明は割愛。

 

どれくらい電気を使わないことに気を使うかというと

冷蔵庫の開け閉めで電気がつくのでテープでとめてあるとか

安息日が始まる前に、

お湯を用意しておくとか

暖房のタイマーをセットするとか

トイレのオートスイッチは消すとか

人感センサーをオフにするとか

エレベーターも使わない

自動ドアも通らない

つまり自分の動作で電気が作動することも除去する。

 

未来都市や地下都市など

マトリックスのようなSF映画を見ていても、

金曜や土曜のシーンになると

シナゴーグはどこにあるかな、とか

安息日どうやって過ごすのかな、

多分どっかコミュニティにまとまってるだろうとか

未来都市とユダヤの原始的な姿の

その対比が頭の中にでてきてしまって

ストーリーから脱線してしまう。

 

未来都市のなかのオーソドックスユダヤ人の

映画や漫画があれば面白いなあと思う。