日本に居ながら、アメリカ系ユダヤ人の夫に助けられ、ユダヤ教(超正統派、オーソドックス、ハバッドルバビッチ派)での改宗を試みています。

 

先日とうとう行ってこれたミイラ展。
 
その昔、つのだじろうの「うしろの百太郎」を読んでからか
(「ファラオの呪い」という巻だったらしい)
 

 

 

エジプトに魅了されてしまい、その後偶然にも中学校の時に特別講師としてやってこられたあの吉村作治さんの話が直接聞けて新婚旅行はエジプトと決めた。
 
 
実際に結婚したら「僕はユダヤ人だからエジプト行けません〜」と。
ですね。エジプト旅行のプランナーによると
エジプトにいるユダヤ人は数百人だという。
どうやって生きていくのか非常に不思議です。
 
先日の祭りのペサハは「出エジプト記」モーセの海が割れるところの話でしたので、その頃のエジプトを生きたかもしれない人が実際に横たわって目の前にいる、と思うと非常に惹き込まれるものがあります。
 
そして身体は丁寧に何重にも巻かれ、臓器すらそれぞれ壺に入れられ、さらに木の箱に保存され、さらに箱が箱に入り、、、。いかに体を完璧に保存できるかに技術を集約されていた。ユダヤでは死人は全て土に還ることが何より大事なのとは真逆に、エジプトでは死人が土に還るのをひたすら拒むと見てとれる。
 
途中うちの3歳児が大きい声で「マミー!(Mommy:お母ちゃん)」と私を呼ぶので係員が「静かにしてね」と言いにきた。そしたら夫が「マミー(Mummy:ミイラ)が起きるかー」と。誰一人笑わなかった。
 
そろそろ長女にインディジョーンズの「レイダース失われたアーク」を見せてみようかとも思う。