6/11(木)は東京で研修でした。営業の管理(・・・イヤな言葉ですね)システムの研修で、2ヶ月に1回程度開催されるんですが、全国の新任リーダーが集結します。



以前、このBlogにも登場した同期のIも参加しています。彼は今春から盛岡で支店長になりました。地方都市の支店長・部下は30~50代・・・と境遇がおやぢにソックリ。3月まで担当だったから、すぐ「俺ならこうする」って体が動いちゃいそうになるのをこらえる事のキツさ・メンバーに意図を理解させて動いてもらう難しさ・・・「互いに抱えた悩みも似ているのでははてなマーク」と思い、前日に飲みのお誘いをしました。



翌日、お休みをもらったおやぢと違い、彼は夜には盛岡へ戻らねばなりません。蒲田駅近くの居酒屋で1時間1本勝負(・・・リーマン語ガーン)でした。



「今の若者の指導が難しい。学歴も高く、挫折していないから、田舎のおやぢ(問屋さんとか・・・)に怒られるとすぐやめちゃう」って話はよく聞くんですが、自分より年上の(・・・言いにくいんですが、ラインから外れちゃった)人に「どう働いてもらうか?」も大きな問題です。若手と同じように扱ったらスネるし、特別扱いすれば若手から不満は出るし・・・



そんな悩みをぶつけると、正にIも同じことで悩んでました。二人のベテランのうち、一人は営業力はあるが、データ管理が一切できない。もう一人はデータ管理はできるが、営業スキルが低い。「二人で一人」な状態ですが、その二人の仲が悪い・・・と、もう最悪のようです。



岡山支店も似たような(みんな仲はいいけど・・・)境遇ですが、結論は「分け隔てなく、ダメなことはダメ。いいことは誉めよう」に落ち着きました。「いくつになっても誉められるとウレシイニコニコ」っていうのは、自分も経験上知っています。ウチの会社には「誉める文化」が存在しないので、いいことを見つけてどんどん誉めようと思います。でも、誉め方ってのも難しくて、タイミングが悪いと逆効果だったり。うまくいったり失敗したりで、場数を踏むしかないかなはてなマークと思っています。



白熱の1時間でしたが、ビール2杯でタイムアップ。最後にIが「お前のがんばりが励みになる」と言ってくれたのが嬉しかったです。不思議なもんで100人近くいる同期の中で接点がある人は何度も逢うけど、逢わない人は全く逢わない。節目節目で刺激し合えるこういう関係は大事にしたいものです。



お互い白髪も増え、腹も出たけど、真っ当に悩み、成長していきたい。蒲田駅の改札で、Iの背中を見送りながらそう思うおやぢでありました。