先日、ゲタ代わりに乗っているアトレーワゴンの車検が終わりました。
車検費用の総額はなんと23万円!!
軽にしてはかなり高すぎですが、実は大きな修理をしました。
この車は2年前に走行距離7.3万キロで購入しました。現在の走行距離は11.3万キロで2年で4万キロほど走りました。
軽の箱車は実に使い勝手がよく、小回りもきくし、荷物もいっぱい積めます。
ターボなので力不足も感じません。
ただこの車は一つ難点が・・・
『オイル消費』
私がこの車を購入してからは、およそ3千5百キロごとにオイル交換をしていましたが、次のオイル交換までに1~2回補給しなければ、レベルゲージの下限を切るまで消費します。
ブローバイガスもひどいのでオイル交換をしてもすぐにオイルが真っ黒になってしまいます。
白煙を吹くレベルではありませんが、実にあずましくありません。
オイル上がりに効果があるといわれている添加剤ワコーズの「エンジンパワーシールド」や「eクリーンプラス」なども試しましたが変わらず・・・
PCVバルブも交換しましたが変わらず・・・
ネットでいろいろ調べてみるとこのダイハツのKFエンジンはオイル消費の持病があるようです。
ちょっとでもオイル管理が悪いとピストンの一番下のオイルリングが固着してオイルが燃焼室に侵入してしまうようです。
ダイハツからは「対策ピストンキット」が出ているくらいですから構造的な欠陥です。それならクレームで修理しろというところですが、保証期間が過ぎているらしくできないと・・・
オイルを補給しながら乗り続けるという方法が一番安上がりですが、10万キロをすぎてタペット音やピストンの首振りなどの振動もすごくなってきたので、車検の機会にディーラーで修理することにしました。
車検費用が7万、ピストン交換の修理費用が16万で合計23万。
まあ、中古エンジンやリビルドエンジンに乗せ換えると修理だけで30万くらいかかるようなのでそれを考えると安いかもしれません。
修理が終わってから5百キロほど走りましたが、エンジンが冷えているときもとても静かになり、新車のときのようなエンジンフィーリングに戻りました。
もちろんオイル消費もなくオイルもきれいなままです。
中古車を購入するときは値段だけでなくしっかりリサーチが必要だということがわかりよい勉強になりました。