こんばんは。

 

心豊かな生き方研究所

 

ライフコーチすがわあきこですφ(゚▽゚*)

 

 

 

さっき、家までの道を歩いている時にスーツ姿のサラリーマンが10人程歩いていました。

 

徐々に距離が近づいてくると、引率のようなベテラン風の男性達とその他は新卒の若い男性達でした。


(スーツの着こなし方から判断)

 

仕事終わりで、どこかに向かって歩いているところ。

 


それを見ていたら、自分が新卒だった頃の記憶がふと蘇ってきました。

 

 

 


私は老健という介護施設で理学療法士として入職し、去年まで11年間その職場で働いていました。


一年目の時、毎日新しい利用者さんの担当が増えていき

 

どうしたらいいのかわからないけど、とにかく必死だった。

 

 

4年間勉強して、実習もパスして、国家試験も無事に受かって

 

私は理学療法士になんだ!と意気揚々と働き出したのに、

 

学校の知識じゃ全然通用しなくて、使えない自分にぶち当たった。

 

 

自分より先輩の方が、技術が上だから、

 

新卒の自分が担当となってしまって

 

利用者さんに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

 

 

高齢者の方と話すのは好きだったのに、

 

人によって全然話をしてもらえなくて、

 

でも先輩が話す時はよく喋っていて、悩んだ。

 

 

オープニングスタッフだったので、スタッフの人数も4人しかいなくて、

 

主任は新規の受け入れに立ち会うから、

 

実質3人となることが多くて、どんどんリハビリをやらないと終わらない。

 

 

介助の方法も、治療の技術も、トーク力も、全然足りなくて、

 

そんな自分が不甲斐なくて、でも落ちこんでいる時間もない程忙しかった。

 

 

落ちこんで泣きたくなる時もあったけど、

 

次の利用者さんが待っているから、

 

手を洗っている間に気持ちを切り替えて笑顔で次の方に向き合った。

 

 

そんなことを思い出していたら、なぜか涙が溢れてきた。

 

 

本当にひよっ子で、何の役に立てなくて、

 

考えていることを上司に伝えるのは下手くそで、

 

警戒心が強くて自分を出さなくて、何もかもがダメだった。

 

 

でも、毎日がむしゃらだった

 

 

必死に、少しでも治療が上手になりたい、少しでも分かるようになりたい。

 

早く一人前になりたい。

 

一人前になって、しっかり治療ができるようになりたい。

 

もっと、目の前の利用者さんに良くなって欲しい。

 

その想いだけで突き進んでいた。

 


上手になるために、何回も何回も失敗して、

 

悔しくて苦しくて、打ちのめされて、、、、

 

でもその度に少しずつだけど前に進めた気がする。

 


毎日失敗の連続で、先輩にフォローしてもらって、

 

申し訳なくて落ち込んで、、、

 

そんな、できないことだらけの日々だったけど、

 

今はその時の思い出がとても輝いて見える。

 

 

必死にやっていた自分が誇らしくて嬉しい。

 

 

毎日集団体操辛かったし、

 

技術力が必要なご利用者の時は凹んでばかりだったけど、、、

 

でもあの時の自分がいてくれてよかった。

 

自分にありがとう。

 

 

そして、もう一つ感じたこと。

 

 

夢中でやっていた時、辛かったけど、

 

どうしたらいいのか試行錯誤していくのは楽しかった。

 

 

もっと、よくするには?

 

次はこんな治療をすればいいんじゃないか?

 

と探求するのは楽しかった。

 

 

治療の勉強をするのも、

 

レポートを書いて分からなかったことが分かるようになるもの楽しかった。

 

 

自分がゼロから成長していくのが嬉しかった。

 

 

ちょこっとでも結果が出て、

 

担当の利用者さんから「歩くのが楽になった、ありがとう」と

 

言ってもらえるのが、本当に嬉しかった。

 

 

その頃の私の表情を思い出しても笑顔だし、

 

気持ちを思い出しても「楽しいじゃん」という喜びしか出てこない。

 

 

 

 

そして気付いた。

 

 

 

私は、新しいことを始めることは大好きだ。

 

やってみて改善点を見つけて、それを試行錯誤しながら、修正していくのが大好きだ。

 

どうしたらいいのか、新しい視点やアイディアを生み出していくのが大好きだ。

 

勉強するのも、研究するのも大好きだ。

 

自分が成長していくのが大好きだ。

 

人が喜んでくれることが大好きだ。

 


大好きをいっぱいやっていこう。

 

 


「須川さんは石橋を叩いて叩いて、叩きすぎて割っちゃうから」

 

尊敬する上司から昔、言われた言葉。

 

 

失敗するのではないかというリスクから、一歩が出せなくなる。

 

最近も、そんな石橋叩いて割ろう!な自分がずっといて、一歩が出せなかった。

 

 

 

でも、今日ふとしたタイミングで一年目の頃の私が会いに来てくれて、


失敗は怖くない

 

チャレンジすることは楽しい

 

新しいことをやるのはワクワクする

 

 

私は何だって楽しい!

 

 

 

それが身体の中にストンと入って浸透した感覚。

 

少し前までは、

 

 

失敗は良くない

 

失敗してはいけない

 

失敗は怖い

 

 

だった自分の思い込みが新しく書き換えられました。

 


理学療法士1年目の私が、

 

楽しくがむしゃらにやってきたんだから、

 

ライフコーチという新しい世界での一年目の私も、

 

楽しくがむしゃらにやっていこう!と気持ち新たに、、、。

 

 

 

新しく始まるこの4月、“自分との対話”の時間を

 

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