佐谷教授とお会いする前日
本気で後悔した
なぜ明日、慶応受診だなんて言ってしまったのか
Σ(゚д゚lll)
言わなきゃ明日行くなんてバレなかった!
日を改めて、もっと完結に話をまとめ余すことなく聞いてもらえるように
なぜ期間を設けなかったのか
まず
夕方、話して…
電話を切ったあと…
また電話が鳴る…
たびたびすみません!
佐谷ですが!
明日の予約は何時でしょうか?
そのあいまに時間を作れればと思いますので!
そして9時と予約時間を告げる…
すると少し経ってまた電話が鳴る
本当にたびたびすみません!
先ほどお話しした佐谷ですが
明日の予約を確認しましたら◯◯という医師の診察になっています!
朝、診察前にお話ができればと思うのですが!
その予定で話が終わり電話を切る
正直、なぜ自分が佐谷教授とお話が出来ているのか
この時点では頭が働かず理解できていない
普通に私の携帯に電話がかかって来ることにかなりの違和感を感じ…
この方は私がこんなに普通に話せる方なのか?
と鳴る電話に違和感
まぁーこんなラッキーな事はない!
と…思いを伝えるチャンスだと考えた!
夜になり
明日のことを考える
まてよ…
なんだか私はすごいチャンスの女神に好かれたのではないか
倉持教授との出会いといい
いやっ!
これは私ではなくユノの運なのか?
私の運ならば一生分の運を使い果たしている!
使い切って来週ぐらいに命尽きたら
いやっ!
やっぱりユノだろ!
ユノは生まれた時から強運の持ち主だった!
そんな事を考えていたら
急に緊張してきた!
途端に
明日、受診となんで言ってしまったんだぁー!
もっと考える時間が必要!
そんな事を考えながら寝落ち
朝、現実に戻る
これは非常事態だ
車を運転しながら
話したい事を頭の中でまとめる
慶応の駐車場に着くと待ちが出ていて通りに並んでいると電話が鳴る
もう着きましたでしょうか?
はい!着いてるんですけど駐車場待ちで!
近くの止められる駐車場を説明してくれたがその間に車が流れて停めることができた。
着くと直ぐに教授がきて話が始まる
教授というイメージ…
大学病院の副院長というイメージ
学会の理事長というイメージ
どれをイメージしても
ドクターXの教授しか頭に出てこない
エライ!
患者の話など聞いてくれない
一患者など把握しない
↑医療ドラマの見過ぎ
ところが現れた佐谷教授は
にこやかで柔らかく
それでいて芯のある話し方
聞くという事をしてくれ、それに対して誠実にキャッチボールをしてくれる
話しながら私のイメージはガラガラと崩れ去った
考えてみたら
倉持教授も柔らかく丁寧な話を聞いてくれる先生だった!
↑この段階で教授というもののイメージを見直すべきでしょ…普通は…笑笑
まだ懲りずにイメージをドクターXに固めていた私
正直、最初の診察の時は倉持教授が教授だとは知らず小児科の受診のときに
倉持先生の話になり、小児科の先生が
倉持教授は僕たちが話せるような方ではないから!
雲の上の存在よ!
と…
えぇー!
そんなにエライ先生だったのか!
てな感じで知ったほど…
でも今回は最初からエライ先生だと知った上で会っているから緊張したのだろう
考えてみれば
人の話に耳を傾けることができない人が
人の上に立てるわけもなく
企業の社長でも
大きい会社ほど社長の人柄は良かったりするもの
それだけの人格があるからこその立場なのだと理解した
偏見をなくしたいと訴える私が
これこそ偏見
しかしながら
あまりに話が上手いこと行きすぎて
なんだか私の話をただ聞いてくれるだけではなく
この場で色々と約束をしてくれた!
別れたあと
思わずスマホで佐谷教授の顔を
調べてしまった
佐谷教授
と検索し画像にすると
紛れも無く先ほどお会いした方だった
↑まだ疑ってたんかい!
話が上手いこと進みすぎて
一瞬…
何かの詐欺ではないか?
と自問自答した笑笑
↑それを疑うなら前日にユノの個人情報を教える時に疑うべき笑笑
しかし本人で良かった
その後…今更か!?
と…自分で笑けてきた
話を聞いてくださった佐谷教授
その決断に賛同くださった日本レックリングハウゼン病学会の理事の方々
こんな主婦の話をまともに取り合ってくれた方々に感謝しなければいけない
信頼してくだった事に
私を信頼しただけではなく
私達
レックと携わる家族、本人
この全ての思いや力を信頼してくださった
それに感謝しながら今後の活動に繋げようと思う今日この頃です