こちらの記事では デザインソフトの整列機能 について解説をしております。 デザインソフトの整列機能 は、オブジェクトを整列したり、等間隔で並べたりする上で必要不可欠なツールです。しかも、それを全て自動で行うことができるところがポイントです! Adobeの Photoshop、Illustrator、InDesign の整列機能を使いこなせるようになると、レイアウトデザインでよく使うキチンと整列された配置をバッチリと決めることができます。

整列ツールは、デザインソフトに搭載されている基礎となる存在の一つです。この機能なしでは、整列作業を推測に基づき大体の目安で行わなければなりません。幸いなことに、ほぼ全てのデザインプログラムやアプリに、この機能が搭載されています。

 

整列機能の表示

Adobe社のPhotoshop、Illustrator、InDesignの整列機能のアイコンと機能は同じです。IllustratorとInDesignでは、個別ウィンドウの中に整列機能が入っています。

各アプリケーションの中のどこに整列機能があるか、下記にまとめました。

– Illustrator – メニューバーのウィンドウをクリックし、整列を選択すると整列ウィンドウが出現

– InDesign – メニューバーのウィンドウをクリックし、オブジェクトとレイアウトを選択すると整列ウィンドウが出現

– Photoshop – 移動ツール選択時のみ、オプションメニュー内あるいは、アプリケーションのフレーム上に出現

デザインソフトの整列機能

その他のアプリケーションでは、メニュー内で「整列」という文言が入ったツールや、小さな棒にグラフが入ったアイコンを探してみると良いかと思います。

 

オブジェクトを整列する方法

Adobe社Illustratorを例にとって、整列機能の詳細を説明します(他のアプリケーションでも基本は同じです)。下記の画像に、各機能の名称をまとめました。大きく分けて、水平と垂直の配置の2種類あります。

水平方向の整列では、左寄せ、中央、右寄せから選択できます。垂直方向の整列では、オブジェクトの上端、中央、下端から選択できます。

デザインソフトの整列機能

水平方向 整列の例:

水平方向の整列では、水平(X)軸に沿ってオブジェクトが整列されます。

デザインソフトの整列機能

垂直方向 整列の例:

垂直方向の整列では、垂直(Y)軸に沿ってオブジェクトが整列されます。

デザインソフトの整列機能

整列したい向きが決めて整列機能を使えば、簡単に並び替えできますね。それでは、次に均等にオブジェクトを分布する方法について見ていきましょう。

 

オブジェクトを分布する方法

整列と同様の方法で、オブジェクトを均等に配置することができます。分布機能を使えば、見えない線上にオブジェクトを、自動かつ正確に分布することができます。

デザインソフトの整列機能

分布部分の左側には、垂直方向の分布メニューがあります。オブジェクトの上端、中央、下端を元に、選択したオブジェクトを分布することができます。右側には、オブジェクトの右、中央、左を元に、選択したオブジェクトを分布できます。

上端、中央、下端にオブジェクトを分布する例:

これらのアイコンをクリックすると、プログラムが自動で、垂直(Y)軸に沿って、オブジェクトの上端、中央、下端を元に配列します。その為、オブジェクトの上端を元に分布されているので、図の様に、重なり合う様に配置されてしまいます。

デザインソフトの整列機能

では、重なり合わないように間隔を調整したい場合はどうすればいいのでしょう?

間隔を開けて分布する例:

「等間隔に分布」を使えば、オブジェクトの端ではなく、間隔を元に分布することができます。 通常は、整列ウィンドウの一番下にありますが、もし見当たらない場合は、グローバルメニューの整列ウィンドウ内にあるオプションを表示をご参照下さい。

まず、垂直方向の整列を行い、その後、等間隔に分布を使います。すると、図の様に、キッチリ等間隔で分布できます。特に、全てのオブジェクトのサイズが異なる場合においても、キチンと分布されるのでとても便利です。

デザインソフトの整列機能

 

分布オプション

ウィンドウ下部にあるメニューの分布オプションについて見ていきましょう。この機能を使えば、アンカーで選択した範囲にあるオブジェクトを、特定のオブジェクトに基づいて分布することができます。

– 選択範囲に揃える – 選択範囲内のグループのみで整列を行います

– キーオブジェクトに揃える – 指定したアンカーオブジェクトに対して整列できます。複数のオブジェクトを選択した状態で、キーとなるオブジェクトをアンカとして設定するためにクリックして下さい。間隔は、分布の入力値にてピクセルで調整できます。

– アートボードに揃える – 選択したオブジェクトをアートボードや作業スペース内にて、等間隔に分布できます。

デザインソフトの整列機能

オブジェクトは、揃える軸となる選択範囲、アートボード、キーオブジェクトを元に等間隔で分布できます。

 
今回ご説明致しましたAdobeのデザインソフトを使った整列機能は、グラフックデザインの基本となる機能です。 その他にも、シェイプや文字など、様々な整列を行うツールがありますので、それらのツールを自分が思い浮かべたように配置できるようになるまで、繰り返し使ってみてください。

 

 
 
 
 

 

 
 

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