ボールペンやマジックペンの黒は一様にして同じ色に見えますが、他の色は製品によって微妙に違いますよね。黒は原料の関係上、どれも同じ色のインクになるのですか?または業界で色の原料の基準があるからですか?
私は印刷業界の人間ですので、あくまでその観点でお答えいたします。
まず印刷業ではインクを「インキ」と呼称するのが一般的です。どちらを使っても特に問題はありませんが、二種類の呼び名があるのには理由があります。
「インク」は主に顔料・染料を含んだ液状のもの、「インキ」は油脂、天然樹脂、合成樹脂等のワニスを含む粘性のもの……と理解しています。ワニスのような添加物をインクジェットプリンタで使うと、ノズルを必ず詰まらせます。なのでインクジェットはインク、オフセットなどの印刷方式ではインキと、おのずと区別しているわけです。
で、黒インキですが、顔料の代わりにカーボンを用いています。黒インキにも20~30種ほどの種類があり、印刷の用途によって使い分けられています。
ある出版社専用の黒インキというものも存在し、雑誌で使う用紙の風合いに合わせた調合がなされています。したがって統一された黒の標準基準というものは、少なくとも印刷業界にはないのです。
そもそもインキは各色に差異があります。
プロセスインキにもさまざまな種類が存在することは、あまり知られていない。例えば、日本とアメリカでは色相や濃度に大きな違いがあり、一般的にアメリカの印刷物の方が「派手」な印象を受ける。同様にヨーロッパで刷られた印刷物も、日本の印刷物とは異なった印象を与える。これは、日本が JAPANカラー、アメリカが SWOP(Specifications for Web Offset Publications)そしてヨーロッパではユーロ・スタンダードと、それぞれが異なった標準を提案しているからである。
同じ日本国内でも印刷会社によって、使うプロセスインキに微妙な違いがあることは、あまり知られていない。例えばある印刷会社で用いているマゼンタインキは、他のインキに比べて青味が強く発色するように調合されている。このインキで刷った印刷物は派手な赤色は発色しにくいが、深い味のある色調を表現することが可能だという。
その結果、この印刷会社の版下を使って他の印刷会社が刷った場合、異なる仕上りになってしまう可能性がでてくる。同じ完全原稿のデジタル入稿の場合でも、印刷会社によって微妙に色調が変わってしまうことを知っておかなければならない。
(東洋インキ プリンターズリソース「インキと色の舞台裏」より抜粋)
IllustratorやPhotoshopで規定する「カラープロファイル」とは、上記のSWOPやJAPAN COLOR 2001などです。余談になりますが、これらはカラーマネジメントに欠かせない要素のため、印刷所に出稿する際は先方のプロファイルを確認し、同一にしておくことが望ましいです。
こういうのですね。私のIllustratorCCのカラー設定です。
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