夫がすぐに帰って来たので、息子を車に乗せ、入院セットを持って車に乗り込みました。
まだ出血が続いていたので、前回入院時の悪露用のナプキンとタオルを股に挟んでなんとか車まで移動しました。
車中ではこんなに出血してるけど、赤ちゃん大丈夫なんだろうか、と不安で不安で仕方がなかったのですが、
途中で胎動を感じ、良かったと思いながら乗っていました。
まさか、これが最後の胎動になるとは思いもよりませんでした。
産婦人科(個人病院)についてから、分娩台にのり、助産師さんがNSTをつけたり、点滴したり、エコーをみてくれました。
エコーをみている時に「赤ちゃん大丈夫ですか?」と聞くと、「先生に診てもらいますからね」との返事。
このとき、いやな予感がしました。
先生がきて、NSTをとろうとしても心拍が確認できません。
エコーを確認すると時折動いている心臓がみえました。
「ご主人いる?呼んで」
夫と息子が分娩室に入ってきました。
先生はエコーを指差し「心臓が止まっています」と言いました。
しかし、時折心臓が動いているようにみえます。
先生が「普通赤ちゃんの心臓は150回鼓動を打っていますが、今は50回非常に厳しい状態です。ここでは帝王切開できないので、市立病院に搬送という形になります。ただ非常に厳しい。出すだけならここでもできます。どうしますか?」
私は茫然とし、どうしたらいいかわかりませんでした。
夫に「どうしたらいいの?わかんない」と言ったのを覚えています。
息子は私の肩をポンポンと叩き、「マーマー」と励ましてくれていました。
先生が「市立病院に行ってから決めましょう」と判断し、そのまま分娩台の上で泣いていました。