分娩台に移動してから痛くて痛くて、陣痛の度に叫びながらいきんでいました。
気がつくと夫が横にいて手を握っていてくれました。
助産師さん「頭出たよ!」
やはり産声はありません。
それからは記憶が曖昧で、生まれたばかりの娘を抱かせてもらいました。
その瞬間、涙が溢れ出て「ごめんね、ごめんね」と娘を抱きながら自然に言葉が出ていました。
娘は眼を閉じて、口を開けていました。
とても、可愛くてずっと抱っこしていたかった。
娘を抱っこしている間も胎盤を出したり、会陰を縫ったりしているので、痛みがあり、娘の抱っこに集中できません。
あっという間に娘は私の元からどこかに連れて行かれてしまいました。
そして夫が先生に呼ばれ、胎盤についての説明を受けていました。
それから、私は病室に運ばれていきました。