R.E.M. - Accelerate
R.E.M. - Accelerate
(曲目)
1. Living Well Is The Best Revenge
2. Man-Sized Wreath
3. Supernatural Superserious
4. Hollow Man
5. Houston
6. Accelerate
7. Until The Day Is Done
8. Mr. Richards
9. Sing For The Submarine
10. Horse To Water
11. I'm Gonna DJ
試聴
↓
R.E.M. の4年ぶりの新作アルバム、「Accelerate」を早速購入して聴いています。UKで1位、USでも2位を記録していますね。最初はパッと聴き出して2曲目の「Man-Sized Wreath」が好きになりました。1曲目も勢いがあって良い曲です。
全体的にひずんだようなギターの音が印象的だけど､曲自体はバリバリのロックチューンというよりは、従来のR.E.M.節というか、一筋縄じゃないメロディーの曲が多くを占めています。アルバム自体、40分弱で聴けるのでその面で言えば爽快に聴けます。
シングルの「Supernatural Superserious」(PV動画 )はマイケル・スタイプの独特のボーカルが光る、ちょっと淡々とした曲調の曲。でも、聴いているうちにクセになりますね。メロディーは起伏が少ないながら、とても良い感じです。
「Hollow Man」はピアノの音も印象的ですね。ちょっと初期のR.E.M. を思わすような軽快な曲。これも良い曲です。
「Houston」は近年の彼ららしい雰囲気を持った、少しスローな曲です。やっぱりマイケルのじゃがれた感じで伸びのあるボーカルは素敵ですね。正直な話、私はR.E.M. が大好きですので、なかなか客観的に感想を述べるのが苦手なんですよね～。まあ、でももう少し客観的に聴いてみます。
タイトルチューンの「Accelerate」のストレートで荒々しい雰囲気も悪くないし､「Until The Day Is Done」のような落ち着きを湛えた曲も耳に残ります。「Mr. Richards」はキャッチｰな曲じゃないけど､彼らの独特のポップ感が終始貫かれている素敵な曲だと思います。
「Sing For The Submarine」ちょっと重い感じのリズム進行な曲だけど､マイケルのボーカルの歌いまわしというか、ボーカルの持つ力が十分に発揮されている曲です。
最後の2曲、。「Horse To Water」と「I'm Gonna DJ」は早い曲調に戻った感じで、急速にアルバムの締めにかかるような感じで耳心地が良いです。「I'm Gonna DJ」はちょっとPrimal Screamぽいかなっという勝手な感想を抱きました。
どの曲が良いかと問われたらなかなか難しいですね。私はやっぱり「Man-Sized Wreath」が一番好きかも。
アルバム全体を通して聴いていただく方が良いです。色んなパターンの曲が入っているので、なかなか聴き飽きないです。今年の良作であることは間違いないです！