Maximo Park(マキシモ・パーク) - Our Earthly Pleasures | あれこれ何とか好奇心

Maximo Park(マキシモ・パーク) - Our Earthly Pleasures

UK、ニューキャッシュ出身のMaximo Park(マキシモ・パーク)の2ndアルバム、今月に出たばかりですね。4回ぐらい聴いてみました。


国内盤

マキシモ・パーク

Our Earthly Pleasures



輸入盤

Maxïmo Park
Our Earthly Pleasures

試聴

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2001459140


Myspace (新譜から「Our Velocity」、「Books From Boxes」、「Girls Who Play Guitars」)が聴けます。

http://www.myspace.com/maximopark  (←クリック)



(曲目)

1. Girls Who Play Guitars
2. Our Velocity
3. Books From Boxes
4. Russian Literature
5. Karaoke Plays
6. Your Urge
7. Unshockable
8. By The Monument
9. Nosebleed
10. Fortnight's Time
11. Sandblasted & Set Free
12. Parisian Skies

13.Distance Makes(日本盤ボートラ)

14.Mary O'Brian (日本盤ボートラ)



一回目にさらっと聴いた時は、音自体は前作よりもロック色が強くなって、実際のライブでの迫力に迫った出来かなっと思うのと反面、「少し、キャッチ-で印象的な曲が少ないかな。。」という感想でした。



何回か聴いていると、キラーチューンのような曲はないという感想は変わらないけど、1曲1曲味わいがある出来かなっと言う風に感想は変わってきました。1曲ずつ、いろいろ曲中でリズムパターンを変えているのが因かもしれませんね。


私は5曲目の「Karaoke Plays」から後半の流れが良いと思います。今回のアルバムでの1~4曲目までの疾走感のあるチューンも悪くない出来ですけど、「Karaoke Plays」は心持ち牧歌的な感じもして好感をもてます。曲中でタイトルの「Karaoke Plays」と歌う時の時の発音が何となく好きです(笑。



ミドルなテンポで始まる「Your Urge」、「Nosebleed」、「Sandblasted & Set Free」は曲全体でのちょっとユルイ曲調がなかなか耳に気持ち良く入っていきます。今回のアルバムはちょっと疾走感を抑えたような曲の方が私にとってはポイントが高いです。



アルバム全体としては、前作にちょっと不足していた音圧もなかなか感じられ、かつボーカルのポールのボーカルも生き生きしていて悪くない出来だと思います。で、やっぱり「これは是非シングルに!」というメロディアスな曲が1、2曲あればもうちょっと華のあるアルバムになったかと思います。



前作もCDよりライブ(こちら )で聴いた方がとてもカッコ良かったので、ライブを見てみたらまた印象は変わるかもです。そこに期待です。


しかし、3月の東京でのBRITISH ANTHEMSに出た時は、トレードマークだった、はちゃけたライブパフォーマンスが少し落ち着いていたという情報も聞いているので、多少不安なことは否めないです。 「はちゃけたライブ」を復活してもらって、新譜の曲の良さをアピールして欲しいなって思っています。



ちょっと辛口だったかな。。しかし、それだけ期待しているバンドと言う事ですし、あくまでも個人的嗜好での感想です。