Keane(キーン) - Under the Iron Sea
- Keane
- Under the Iron Sea
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UKのピアノを主としたロックバンド、Keane(キーン)の2枚目。これも今年の新作でようやく聴いた・・・というか最近新譜を聴くのがワンテンポ遅れていますね。。まあ、良い新作が他のアーティストでもイッパイ出ましたので、仕方ないですね(ペコリ)。
シングルはそんなに大ヒットって言うわけじゃないみたいですけど、アルバムのチャートはUKでは1位、USでも4位になりましたから、かなりメジャーなバンドと言っても過言じゃないですねー。
Keaneはサマソニにも来ますね。私は彼らのライブ映像を見て以来、結構彼らを良く聴くようになったので、生でライブを見たらとても良いんじゃないかなって前々から思っています。
Keaneというのはどっちかというと前のアルバムではしっとりとした感じ目のメロディーと演奏が凄く印象的なんだけど、今回のアルバムは爽快かつ力強いですね。1曲目の「Atlantic」やシングルになった「Is It Any Wonder?」など、相変わらずメロディーも輪郭が明快で前のアルバムと比べても全然遜色ないです。
やはりピアノとボーカルがとても印象的ですね。「Bad Dream」での押さえ気味のキーボードの音もちょっと唸されます。シンプルながら緊張感をうまく保って美しいバラードになった「Hamburg Song」も良い感じです。
全体的にバックの音が深くなったと言うかハードになったと言うか、多様さが見られるという感じですね。曲もアップテンポの曲とバラードの曲のバランスが丁度良いと言う感じです。
個人的には前奏のキーボードから聞き込ませてくれる、ミドルテンポの「Crystal Ball」がサビも綺麗ですし、ドラムもタイトなところが好みですね。良い曲です。
色んな音が面白く交じり合った「Broken Toy」もなかなか興味深い曲です。
取り合えず、新しいアルバムは前のアルバムよりもなかなか進化していて聴いて損はないと思います!