Primal Scream(プライマル・スクリーム) - Riot City Blues
Primal Scream(プライマル・スクリーム)の4年ぶりの新作’Riot City Blues’、聴きました。
やはり先行シングルの「Country Girl」でも伺えるように、ブルースっぽいけどちょっとガレージロックの入ったロックンロールな曲が多いですね。それと掻き鳴らすように鳴り止まないようなギターの音が産み出す高揚感がとても印象的です。
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あとは、速い曲は本当にテンポが性急なぐらい速いけど、とてもポップですねー。ボーカルの歯切れも良いですし、いろんな音がお互いに邪魔しないようにうまくミックスされて、一気に聴かせる曲が多いです。
「Suicide Sally And Johnny Guitar」とか、そういう意味でとてもカッコよいです。「When The Bomb Drops」はギターの音色が少しダークな感じなんだけど、とても印象的です。
今、ざっと聴いたばかりなんですけど、「99th Floor」は本当にブルースというかフォークロックっぽい感じがありますし、「Doll」もとてもノリが良い曲でギターとコーラスがうまくボーカルに絡まってこれも好印象です。
あとは「Hell's Comin' Down」ではフィドルの音が全編に聴こえるんだけど、アイリッシュ・トラッドが好きな私にはとても心地良いです。のんびりした感じだけど、でもこの曲もなかなかテンポが速くて、不思議にポップな曲です。
いろんなパターンの曲が入っているけど、全体的にはとてもギターとボーカルがカッコよいロケンローアルバムですね。なかなかの好盤なのではないでしょうか!
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