We Are Scientists - With Love and Squalor | あれこれ何とか好奇心

We Are Scientists - With Love and Squalor

遅まきながら、聴いてみました!話題の新人さんですねー。


We Are Scientists
With Love and Squalor


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NYから出てきたWe Are Scientists(ウィー・アー・サイエンティスツ)ですねー。このデビュー盤はUKでは去年の10月に出ていましたね。US盤は今月発売になったばかりですね。

日本盤も2/22に「愛することとみじめさと」という邦題(うーん、ちょっとセンスが。。)で出るみたいで、ボーナストラックも付くらしいですけど、CCCDですからね。。。ご注意ください。


曲目

1. Nobody Move, Nobody Get Hurt
2. This Scene Is Dead
3. Inaction
4. Can't Lose
5. Callbacks
6. Cash Cow
7. It's A Hit
8. The Great Escape
9. Textbook
10. Lousy Reputation
11. Worth The Wait
12. What's The Word

全曲、キャッチーでポップですね。それにパンキッシュ。かなりの勢いと切れ味が、音とリズムから感じられます。

ちょっとねじれたポップセンスが持ち味のような感じがしますけど、何も考えずに聴くと、一気に来るボーカルや演奏の迫力の方が勝りますね。でもよく聴くと、各曲、よく出来ているというか、退屈しないです。勢いが良すぎて多少体力が要るって感じかも(笑)。

やはり、シングルの「Nobody Move, Nobody Get Hurt 」、「The Great Escape」が、曲内での通してのメロディーラインが良くて、サビも強く耳に残りますね。特に「The Great Escape」の方が好きかな。同じリズムの繰り返しのような出だしからサビに入る瞬間がとてもカッコ良いです。

This Scene Is Dead」のようなストレートなリズムを持つ曲も好感持てます。「Can't Lose」の終盤の間奏部分はちょびっと荘厳な感じも良い感じ。「It's A Hit 」でのギターの音もかなり良いです。

あとは、「Lousy Reputation 」。この曲はかなり良いですねー。特に間奏が何とも言えなくカッコ良いです。

全曲さまざまに複雑に絡み合ったような音が収束するように耳に来るんですけど、この、「Lousy Reputation 」はより収束が強く感じられてとても面白い感触があると言えば良いのかな。インパクトがあります。潔い終わり方もセンスを感じます。

Worth The Wait 」の冒頭の歌いだし部分も、高揚感があるリズムでなかなか個性を感じます。

アルバム全曲、縦横無尽なギターの演奏と、それと色んな音が耳に入ってきますけど、ドラムの音もなかなか個人的には好きです。

ボーカルは多少「粘っけ」がありますけど、そんなにクセのある声質ではないです。そんなに好き嫌いが出るとは思えないですね。アルバムを聴く限りは、演奏もなかなか良さそうですし、結構広くウケルのではと思います。

あとは、少し力を抜いた曲が1,2曲あったらコンストラストが付いてより良いかなって思いましたけど、新人さんのデビュー盤ですから、全曲突っ走るような勢いはなかなか好ましいです!