キノコの幼菌23種 / 紅葉ビューポイント2か所 / マッタリする場所 | ずく散歩の達人

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このブログは、ずく散歩のHPにアクセスして戴く為に開設しました。
現在は、座学に追われている最中ですが、早ければ3月から、ズク散歩を再開する予定です。
ガンガン写真を載せていきますのでご期待ください。同時にHPもビルドアップさせていく予定です。

9月19日、21日、22日の三日間の“ずく散歩”で見かけたキノコの幼菌23種と紅葉ビューポイントを紹介します。

9月19日はヘブンスそのはらの場内(山野草の森、イワナの森、その他)と富士見パノラマルート経由萬岳荘までのキノコ幼菌。

9月21日は暮白の滝から神坂神社、カラマツコースとブナコースのキノコ幼菌。

9月22日は、9月21日のルートから少し足を延ばし萬岳荘までのキノコ幼菌と紅葉ビューポイント。

 

9月19日(土曜日)

1. ヒメコナカブリテングタケ(山野草の森)

周りには成菌が幾つも発生していた

 

2. ハラタケ目不明菌(山野草の森)

成菌の写真も撮っているので、種の特定をしたい菌です(アセタケ科?)

 

3. ツルタケ?(山野草の森)

近くにカブラツルタケの成菌がありましたが、この幼菌のカサには外皮膜の破片は付着しそうにないのでツルタケではないかと...

 

4. カイメンタケ(山野草の森)

すぐ近くに成菌も発生していた

 

5. ハラタケ目不明菌(展望台)

フウセンタケ科の菌だと考えていますが ...

 

6. キイロイグチ(パノラマルート)

萬岳荘近くの車道脇、ブナコース(9/21)にも発生していました。写真のキイロイグチに比べてブナコースのキイロイグチは生育環境の違いか、とても小さな菌でした。

 

7. 不明菌(イワナの森)

カビに集られて白くなっている菌はよく見ますが、この菌は変形菌に集られているのかな ...?

 

8. ホコリタケ幼菌?(コマクサ山)

このタイプを時々見かけます。ホコリタケの仲間は普通は球形をしている筈ですが、この形状になるのは何故でしょうか?

 

 

9月21日(月曜日)

● マッタリする場所(カラマツコース)

この場所は、キノコ以外にも様々な生き物を見ることができ、休憩するにも良い場所です。

 

 

9. ハラタケ目不明菌(カラマツコース)

どうしても成菌になったこの菌が見てみたい。(9/21)

9月22日にも写真を撮りましたが形は変わっていなかった。

 

10. ハナガサタケ(カラマツコース)

昨年成菌を見ましたが、被写体としては幼菌の方が良いかと思います。

9月22日は角度を変えて撮ってみました

 

11. コガネヤマドリ(ブナコース)

間違っているかもしれないが、限りなくコガネヤマドリに近い菌だと思います。

 

12. ドクツルタケ(ブナコース)

人間には毒らしいが、よく齧られた成菌を見ます。

この仲間には数種あるようですが、外見しか見ていない私には判別不可です。

 

13. ウスフジフウセンタケ(ブナコース)

似た菌が多いのですが、特徴からウスフジフウセンタケとしました。

 

14. フウセンタケ科不明菌(ブナコース)

ヒダが紫がかっていた。近いうちに種を特定できそうですが...

 

15. ハラタケ目不明菌(神坂神社までの車道横)

ハラタケ科かテングタケ科だと思いますが、成菌を見ることが出来れば種を特定できるでしょう。

 

16. オニタケ(神坂神社までの車道横)

見たいと思っていた菌の一つです。思いがけない所で出会えてラッキーです。この菌も幼菌の方が被写体向きだと思いますが成菌も見たいと思っています。

 

9月22日(火曜日)

17. ハラタケ目不明菌(カラマツコースまで車道)

多分成菌の写真を撮って種を特定している菌だと思うのですが、幼菌の段階では判断できません。

 

18. テングタケ科不明菌(カラマツコースまで車道)

初めての菌だと思いますが、成菌になれば種の特定は出来そうです。

 

19. カバイロツルタケ(カラマツコース)

種を特定できない菌が多い中、この菌はカバイロツルタケで間違いないでしょう。ずく散歩していてドクツルタケと共によく見るテングタケ科の菌。

 

● 紅葉ビューポイント (東山道)

神坂神社から萬岳荘へ向かう二つのルートの合流地点(看板があります)のブナコースよりから見た景色です。神坂神社から富士見台方面に向かう時、写真に撮りたくなる最初のポイント。崩れた山肌の周りに赤く色ずく紅葉は、なかなかのものですに。カラマツコースを利用する方は見落としがちですので合流部から少しブナコースに入っていただくと見える筈です(写真を撮るときは足元に注意!)。午後は逆光になるので悪しからず。

 

20. キノボリイグチ(合流付近)

古代東山道の標高1400m~1500mくらいの場所ではハナイグチと共によく見るヌメリイグチ属の菌。

ヌメリイグチ属なので湿時のヌメリは半端ない。

写真の菌は、殆どヌメリを感じませんがもうすぐヌルヌルのキノボリイグチを見ることになる筈です。

 

21. ハナイグチ(合流付近)
これからしばらくは、ハナイグチがガンガン発生してくる季節。ただ、キレイな生菌はなかなか見ることが出来ません。ナメクジをはじめ虫に好かれる茸のナンバーワンを同じヌメリイグチ属のキノボリ君と争っている菌ですから。

 

22. アオネノヤマイグチ(合流部から萬岳荘まで)

柄の部分に黒い細鱗片が見られないのでアオネノヤマイグチとしましたが、ヤマイグチかも。まだ幼菌なので判断しかねます。ヤマイグチなら黒い細鱗片がある筈ですが。

 

23. コナカブリベニツルタケ(合流部から萬岳荘)

多分間違いないと思うのですが、写真を撮るのに難儀しました。谷側のササ刈りが十分すぎるくらいされていて、この菌以外にも、ササ刈り際の低い所に発生していた。

 

● 紅葉ビューポイント(東山道)

神坂神社から富士見台高原までの道程、萬岳荘まであと5分くらいの地点、左の谷側から生えている楓。他の木々の殆どが、まだ緑の葉を付けている中、いち早く綺麗な黄色、オレンジ、赤に染まるので目立つ楓です。年によって紅葉する時期にずれはありますが、10月半ばで終了することもある。

下の写真は2015年10月7日に撮ったものです。2015年は紅葉が早く、この楓は10月半ばで落葉してしまった。

 

ずく散歩3回分の写真の中から、キノコの幼菌と紅葉のビューポイントを中心に紹介させていただきました。3日で2000枚くらい撮った写真の中のほんの一部だけを紹介しました。ついつい種を特定できないキノコを沢山載せてしまいましたが、少しずつ種を特定していきます。

次回は、少しライトに草の花の写真でも紹介してみようかなと考えています。(ずく散歩達人)