「ありがたい言葉」シリーズです。お寺の門前にある掲示板に、
書いてある「ありがたい言葉」です。
もちろん、ありがたいと思うかどうかは、人それぞれです。
あくまでも私が、ありがたいと感じた言葉を紹介しています。
一つ目のありがたい言葉は、
「根を養えば
樹は自ずから育つ」です。
これは、自分の中に、いつも蓄えることの必要性を、このような
表現で言っているのではないかと、解釈しました。
たしかに、自然の中で、樹木が育つのは、その根元の土というのか、
根を大きく広げながら育つことで、幹も大きく育つということを、
何かの本に書いてあったことを思い出しました。
二つ目のありがたい言葉は、
「道があると いうことは
その道を歩んだ人が いるということ」です。
この言葉を読んで、最初感じたのは、山登りで、一人、道に迷った
とき、どの道を行こうか考えたときに似ているように思いました。
本来の意味は、修行僧の、もっと深い意味の悩みの中の言葉だと
思いますが、いずれにしても、壁にぶつかったり、悩んでいる人を、
勇気づけるような言葉ではないかと、理解しました。